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えッッヤバい尊い ユーラさんマジで可愛すぎ ヒョードルは矢張ユーラloveだったか…
「……」
『…』
「ユーラ」
『はい?』
食事中滅多に喋らない兄さんが僕の名前を呼ぶ。
「ユーラはぼくの事が好きですね?」
『大好きだよ』
「どう言った好きな形なんです?」
『軽い言葉だけど命を掛けれる』
「……」
『キスだって出来る』
その後食事が終わるまで兄さんは口を聞いてくれなかった。
「ご馳走様でした。」
『ご馳走様でした。』
食器を片付け洗う。
洗い物をしている僕の横に兄さんが立つ。
『どうしました?』
「いえ何でも?」
顔を兄さんの方に向けると兄さんは僕の顎を手で引き口にキスを落とす。
『〜〜〜ッ??!!』
「ご馳走様でした」
不意の出来事で心の準備が出来ていなかったのもあるが思わず赤面する。
キスできるとは言ったけど本当にキスしてくるとは
……
そんな事をしちゃう兄さんも大好きだ
洗い物も終わり風呂の湧いた音がした。
浴室まで見に行く。
浴槽を掻き混ぜ少しさまさせる。
『兄さ~ん』
いつも兄さんが一番風呂。
兄さんが風呂に入ったようだ。
あんなことをして置いて僕を放置するとは…
ぐるぐると思考している間に出たらしい。
浴室のドアを開ける音がする。
……
『兄さん…』
「どうしました?」
まだ服を着ていないがそんな事はお構い無しに問いつめる。
『如何してあんな事したの?』
「ちょっと試しただけです」
……もっとして欲しい。
僕の兄に対する愛とは兄弟愛以上。
恋愛的な意味でも好きだ。
兄さんは知っているくせに
服を着終わって寝室に向かう兄さんの後を追う。
『知っているくせに』
ベッドに腰掛ける兄さんをじっと見つめる。
無言で近寄り出来るだけ優しく押し倒した。
「どう言うつもりです?」
『全部、知ってるのに』
『僕は兄さんが好きだ』
『其れは恋愛的な意味も含まれる。』
「そんな泣きそうな顔をしないでください」
僕の顔に手を添える。
お風呂上がりだからかとても暖かい。
油断したのだろう一瞬で視界がぐるっと回る。
兄さんと僕の位置が入れ替わっている。
『にっにいさ……』
「可愛いですね」
兄さんよりも力があると思っていたが意外と抵抗できない。
先程よりも長いキスをする。
僕の口内に兄さんの舌が入り込んでくる。
『んっ』
とても上手い兄さんのキスに脳が蕩けてしまいそうになる。
このまま一線を超えてしまうのだろうか
僕は一向に構わないしむしろ歓迎だ。