どうも、れあです!
今回は初めてのノベルです…✨🤔
ホワイトデーということなので、蘭竜
書いていきたいと思います!👏🏻✨
どうぞ暖かい目で、蘭竜をご堪能ください💞
※長めです!
蘭竜 地雷な人は回れ右↩︎
…今日は待ちに待ったホワイトデーだ。
「ふぅ…」
と、一息つく。……突然だが俺、灰谷 竜胆は兄である灰谷 蘭と付き合っている。長い時間をかけて、ようやく2人の思いが通じあい、付き合うことができた。
そんな恋人である兄ちゃんは甘いものが苦手だ。だから少し甘さが控えめなチーズケーキを作ることに決めた。
「よし、今日は頑張るぞ!」
と、意気込む。幸い兄ちゃんはまだ起きていない、朝が弱い兄ちゃんのことだから、きっと数時間は起きてこないだろう。そう思い、俺は作業に取り掛かった。
しばらくして___
「…よしっできた…!!」
そう言いながら、指についたホイップをペロッと舐める。程よく甘くて、でも食べていて飽きないような味。普段から兄ちゃんの夜ご飯など作ってるから慣れてはいるけどやっぱり緊張して、分量を間違えそうになった…。…最初何もできなくて戸惑ってた時を思い出し新鮮味を感じる。
「兄ちゃん、喜んでくれるかな…///」
蘭が喜んでいる姿を想像しクスッと笑う。
…よし、兄ちゃんが起きる前に片付けを済まそう。少し経ってから階段の方から誰かが降りてくる足音が聞こえた。降りてきたのは、案の定兄ちゃんで、その瞬間俺は残っていた片付けを慌てて棚に詰め込んでしまった。
…それがいけなかったのかもしれない。
竜「に、兄ちゃん!おはよう」
蘭「おはよ、」
竜「あ~えっと、コーヒー入れてくるわ。」
蘭「なぁ、竜胆」
竜「な、何?兄ちゃん」
蘭「あんな焦って何隠してたの?」
竜「え…ぁ、いや、何も隠してない。」
蘭「…俺さ~嘘つくやつ嫌いなんだよね~お前ならわかるだろ?」
竜「…ッ」
蘭「ほんとになんもねぇの?」
竜「…な、い」
蘭「はぁ~、もういいわ。」
そう言うと、兄ちゃんは部屋へ戻っていってしまった。俺はしばらくの間立ち尽くしていたが、ふいにポロッと目のふちに溜まっていた涙が零れた。
「…あれ?なんで俺ッ、泣いて…ッ」
いつの間にか、俺は泣いていた。その事実に驚きつつ、すぐに涙を拭った。
…勘違い…させちゃったかな…ッ。今更後悔してももう遅い。だが…いつまでもこうしてはいられないと、俺は勇気をだして謝りに行くことを決めた。そうだ、チーズケーキも持っていこう。俺はチーズケーキを紙袋の中に入れて兄ちゃんのいる部屋へ足を進めた。
「…すぅッ…ふぅ~…」
1度大きく深呼吸して、俺は兄ちゃんの部屋のドアを数回ノックした。すると、少ししてから兄ちゃんから「なに」と淡々とした少しトゲを含んだ返事が返ってきた。
竜「兄ちゃん、ちょっと話がしたい…、」
蘭「…入れよ」
返事を聞くと俺はまた小さく深呼吸して、勇気をだし、ドアを開けた。
そこには少しキレ気味の兄ちゃんがいた。
竜「兄ちゃん…怒ってる、?」
蘭「…別に」
竜「…あの、さっきのことなんだけど___」
すると突然兄ちゃんの言葉で遮られてしまった。その言葉に、俺は息を呑んだ。
蘭「あのさ、浮気してんだろ?お前。」
…え、?
竜「な、に言ってんの?兄ちゃん」
蘭「いや、あの慌てぶり確実に黒だろ。最近なんかコソコソしてんな~っと思ったらやっぱそうゆうことだったわけね」
竜「ち、違ッ」
蘭「はぁ~、うざッ…なぁ竜胆。俺らもう別れようぜ?」
竜「…ッッ!!違うッ!(ポロッ」
蘭「…は?なに、泣いて…、」
竜「今日ッホ、ホワイトデーだから、兄ちゃん…に、チ、チーズケーキ作って、たの…ッ…」
「う、浮気なんてッしてないッ…ヒグッ…う”ッ…グスッ…、」
蘭「…」
竜「しん、じてッ…グスッ…」
蘭「~ッはぁ~、竜胆。こっちおいで。」
竜「…コクッ」
俺はショックでまだちゃんと回ってない頭で兄ちゃんの元へ行った。すると突然抱きしめられた。
竜「…!?に、兄ちゃん、?///」
蘭「…ごめん。勘違いしてた。」
「あの時はお前が必死に何かを隠してるの見てつい、カッとなった。」
蘭「ごめんな。」
そう言うと、兄ちゃんは俺の頭を撫でた。あまりの安心から俺はまた泣いてしまった。
蘭「おいおい、なんでまた泣いてんだぁ?笑」
竜「泣いて、ないもん、///」
蘭「…ふはっ…あ~ほんっとお前は可愛いなぁ…こんな可愛い恋人を泣かせるなんて、俺はダメだなぁ」
竜「!兄ちゃんのせいじゃないよ、俺がちゃんと言わなかったのが悪い…」
蘭「ん。ありがとな、竜胆 (ニコッ」
竜「…ふへへ…///」
すると突然、唇に何か柔らかいものがあたり、びっくりして目を開けると、兄
ちゃんが俺にキスをしていた。
竜「…ッ!?///に、兄ちゃん!?///」
蘭「ぁ~わり、可愛かったからつい笑」
竜「~ッ!兄ちゃんッ!!///」
蘭「ごめんって笑」
竜「いいけど…///」
俺が恥じらっていると、兄ちゃんが俺が持ってる紙袋について尋ねてきた。
竜「ぁ、これ、チーズケーキ!兄ちゃん、甘いの苦手だけどこれなら食べれるかと思って、作ったんだ、!」
蘭「…まじか……すんげぇ嬉しいわ///」
竜「えへへ…ほんとにごめんね」
蘭「俺の方こそごめんな、
……せっかく竜胆が作ってくれたんだし、下行って早く食おうぜ!(ニコッ」
竜「…!うん!」
𝑒𝑛𝑑
コメント
23件
可愛すぎるんだが?
どちらが何を言っているのか、めっちゃ分かりやすい𓂃🌿𓈒𓏸 初ノベルとは思えないな…w 尊敬でしかない( •̥ࡇ•̥ )
蘭可愛いけど、竜胆泣かせちゃったんだぁー 竜胆可愛い。世界一!