継母に無能と罵られてきた伯爵令嬢ですが、可愛い弟のために政略結婚をいたします!!
ヴェルヘルミーナは、継母に「無能」と罵られながら生きてきた。どうやって幼い弟に家督を継ぐまで、継母からレドモンド家を守るかを考える日々が続いていた。それに終止符を打ったのは、ヴィンセント・ロックハートとの結婚という道だった。ロックハート家はペンロド公爵家と対立するフォスター公爵家の門下だ。ペンロド公爵家の門下となるレドモンド家としては、なにかと問題が多いため、ヴェルヘルミーナは嫁ぐことを躊躇う。しかし「可愛い弟の為なら、政略結婚でもかまわない」と、ロックハート侯爵家の力を借りて継母を追い出すことを決める。ロックハート侯爵家で孤軍奮闘する覚悟だったヴェルヘルミーナだが……