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イレイザーside
葉硝がこの連中のボスらしき奴と目が合った。
その後、誰か人の名前を吐いた。
かと思えば何処か思い詰めた顔をする葉硝。
「おい、ハイド」
呼びかけても返事が返ってこない。
こいつ、あのヴィランと何か面識でもあるのか
「ハイド、おいハイド!ハイドミガン!」
『…!イレイザー』
「しっかりしろ生徒を守るぞ」
そう言って飛び出した。
そんな一言を吐いて行ってしまってはいけなかったかもしれない
ハイドが戦闘に集中できていない
そう考えていたら厄介そうなヴィランが生徒の前に現れた。
瞬きの一瞬を付かれたのだ。
本命っぽい奴が数を数えながら来る。
「動き回るので分かり辛いけど髪が下がる瞬間がある」
『イレイザー!!その子から離れて絶対手に触れないで!』
ハイドがそう叫んだ。
だが時すでに遅し。肘を掴まれていた。
「無理をするなよイレイザーヘッド」
俺の肘が崩れたのだ。
「その個性じゃ集団との長期決戦は向いてなくないか?
普段の仕事と勝手が違うんじゃないか?
君が得意なのはあくまで奇襲からの短期決戦じゃないか?
それでも真正面から飛び込んできたのは生徒に安心を与える為か?」
そう言いながらハイドに目を向けるヴィラン。
「かっこいいなぁかっこいいなぁ
ところでヒーロー
本命は俺じゃない」
そう吐いてハイドの元へ向かうヴィラン。
何故なら俺の後ろに本命とやらが現れたからだ。
「対平和の象徴改人脳無」