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OTO
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ゆa(プロフ(•̥ ω •̥)
14
勇斗side
勇斗「ぐすっ…ぐすっ…」
???「どーしたの?」
はやと「ママいなくなっちゃったの…」
???「そっかぁ…ならわたしとあそぼ!」
はやと「え…?」
???「おなまえは?」
はやと「はやと…」
???「すごーくかっこいいね!!」
「わたしはしーちゃんだよ」
はやと「しーちゃん?」
しーちゃん「そう!しーちゃん!」
「はやとくんあっちいこ!」
はやと「うん…!!!」
「あははは!!!」
「あはは!!」
「あはは!」
「あはは…」
「あは…」
勇斗「あははは…」
ピピピピピ!!!!
勇斗「うわっ!!!」
ドタドタン!!
勇斗「いっつぁ…」
「はぁー…せっかくしーちゃんの
夢見てたのに…」
俺は佐野勇斗。
ただのしがない大学生だ。
突然だが、みんなには
忘れられない人は居るだろうか?
俺には居る。
生涯、忘れることはない人が。
・・・そして、忘れたい人が。
<大学内>
友「あっれー勇斗じゃん!」
「おつ〜」
勇斗「お疲れ」
「朝練終わり?」
友「そっそ〜」
「朝練とか中学で終わるかと思ってたけど
まさか高校大学までやるとはなぁ…」
勇斗「20歳の体にはキツいか?笑」
友「はぁー!?」
「俺はまだまだピッチピッチですがー?」
勇斗「あっそうですかー笑」
友「こいつー…」
???「勇斗くん!」
勇斗「ん?」
???「あっ、ごめんねお話中?」
勇斗「ううん。だいじょぶ」
「どうしたの葵扇?」
葵扇「今日の、デートの話をしたくてさ…」
友「ええー///なになにいつの間にぃ!?」
「ヒューヒュー!!」
勇斗「葵扇が怖がってるしそのノリ古いわ」
友「え、ひどい…泣」
勇斗「というかデートの話な」
「今日はデパート行きたいんだろ?」
葵扇「うん…!覚えててくれたの?」
「結構前に言ったと思うんだけど…」
勇斗「当たり前な?」
「今日1ヶ月記念だしさ」
「葵扇そういう記念日好きなんだろ?」
葵扇「うん///」
「2ヶ月も3ヶ月も半年も祝いたいな…」
《わたしたちねー?はんとしきねんびって
ゆーらしいよ!ままがいってた!》
《ずーっといっしょがいいね!》
勇斗「・・・おう」
葵扇「?」
「じゃあまた連絡するね!」
勇斗「あー…ばいばい!」
友「・・・んー」
勇斗「何?」
友「俺さー、一応勇斗の親友ね?」
勇斗「・・・言うなよ。あの子には」
友「・・・なんかあるってことね」
「りょーかい」
勇斗「じゃ」
友「めんどーなやつを彼氏に
しちゃったねぇ笑」
「葵扇ちゃんも気の毒に」
<デパート>
葵扇「・・・」
勇斗「ごめんごめんお待たせ」
葵扇「あっ、勇斗くん!」
「全然待ってないよ!」
勇斗「お詫びにスタバ奢るわ」
「はい」
葵扇「えっ?」
勇斗「手、繋がないの?」
葵扇「う、うん///」
勇斗「行こうぜ」
葵扇「うん…///」
勇斗「次はどこ行く?」
葵扇「あー…じゃあそこの前の
お店行ってもいい?」
勇斗「いいよ」
葵扇「じゃあ…って横!!横!!」
勇斗「え?」
夏葵が叫んでいたので気になって横を向くと
そこには全力で走ってくる金髪の男がいた。
勇斗「え、ええ!?」
???「あやばっ」
ドスーン!!!
葵扇「勇斗くん!!」
勇斗「いった…」
???「すみません!大丈夫ですか?」
勇斗「あ、ああ…」
《はやとくん…わすれないで》
勇斗「なんで…」
???「えっ?」
葵扇「勇斗くん!!大丈夫!?」
???「勇斗…」
勇斗「・・・あっすみません
大丈夫ですか?」
???「こちらこそすみません」
「周りが見れてなくて…」
勇斗「紙が散乱してる…」
葵扇「拾いますよ」
???「あっありがとう!」
葵扇「はいこれ」
「恐らく全部あるかと!」
???「ありがとう助かったよ」
その人が引き伸ばした手の薬指には
指輪が付いていた。
勇斗「左、ききなんですか?」
???「うん。そうなんだ」
葵扇「わー!可愛い!」
「結婚指輪ですか!?」
黄色、オレンジ…?
なんの花かは分からないけど
花が入っていた。
???「ふふっまぁそうとも言えるね笑」
「昔好きだった子に金木犀を貰ったんだ」
「枯れるのが嫌でドライフラワーに
してもらって指輪に入れたんだけどね」
「ありがとう褒めてくれて」
葵扇「素敵…」
「私たちもそんなことできたらいい…」
勇斗「・・・」
葵扇「勇斗くん…?」
勇斗「あっそうだな笑」
「じゃあ、そういう事で…」
ここから遠ざからないと…
なんで、あの人を見てしーちゃんを…
葵扇「勇斗くーん!!待ってよ!!」
ダッタッタッタッ!!
???「あーあ」
モブ「おっ!吉田じゃん!!」
「おひさーここで何してんの?」
???「写真現像しに来てた」
「というかその呼び方やめて」
モブ「あーごめんごめん笑」
「”しー・ちゃ・ん”」
仁人「はぁ…」
モブ「というか吉田のしで
しーちゃんって結構無理やりじゃね?」
仁人「仕方ないよ子供の考えること
なんだから…」
モブ「えなに近所の子供にでも
考えてもらったの?」
仁人「ちげーよばーか」
「俺もう行くからなー」
モブ「?」
「じゃーなー」
仁人「👋」
仁人「なーんだ」
「あんな可愛い彼女作ったのか」
「隅に置けないヤツめ
「俺と、約束したくせにな」
金木犀の香りがデパート一帯に広まった。
コメント
3件
はあ、へ? ん〜〜!! 好き。(語彙力なさすぎてごめん)
うわあ…もう、冒頭から切なくなりました。子供の頃に出会った“しーちゃん”との思い出と、今の彼女・葵扇さんとのデートが交差して、勇斗くんの心の奥にある過去がひたひたと滲んでくるみたいでした。金木犀の指輪のエピソード、すごく素敵でじんわりしたけど、同時に胸がぎゅっとなりました。しーちゃんが実は男の子だった…!というラストの伏線、めちゃくちゃ気になります。続きが待ち遠しいです🌷