テラーノベル
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「木野山敬様、スタンダードルームへご案内しました。ご存知のことですが、エレベーターのルームキー操作が必要ですから一ノ瀬様のお部屋へは行けません。また、この受付、コンシェルジュ、ポーターなど、エントランスやラウンジカフェ等の、オープンなスペースを視界に入れて業務を行うスタッフには、木野山様の一ノ瀬様に対する接触に十分な注意を払うよう周知致しました。軽くお声掛けいただくか、そっと手でお呼びいただけますと、すぐに対応いたします」
スイートルームのゲストファーストは完璧なようだ。
「ありがとうございます。安心しました」
「このあとも、どうぞごゆっくりお過ごしください」
こうして部屋へ戻った翌日、私が銀行へ行くためにホテルを出る。
寄付先と、無事面談を終えたからね。
エントランスロビーの椅子に座っていた敬が立ち上がると、ポーターのお姉さんが私に視線を合わせてついて来た。
「ありがとう、大丈夫です。途中で蹴散らします」
「承知いたしました。いってらっしゃいませ、一ノ瀬様」
「「いってらっしゃいませ」」
お姉さんと、ドアのところにいたスタッフさんたちも一斉にお辞儀をする。
――敬が盛大に勘違いしそうだわ
コメント
5件

菊ちゃん、身の安全にはじゅうぶんに注意してね😅💦 しかし、敬、、、名前負け。尊敬出来ねぇヤツだな。(笑)ꉂ🤣𐤔

今ログインしたら大分話が進んでいる。敬どんだけ暇なの💦働かずしてお金を手に入れようとしている輩に1円たりとも渡りませんように
最初の対応はアレだけど💦さすがの気配りだね!! 盛大に勘違い🤣親子で爆ぜろー💥