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第4話
「ありえない」
『えっと…ベリアンさんか…』
「主様、私に敬称は要りません。どうぞ、ベリアンとお呼びください。」
『…分かった!ベリアン!』
「!….やっぱり…」
驚いた顔で私を見る….呼び捨てなのがそんなに驚くこと?
『えっと〜…どうしたんですか?』
「あっ!..と…すみません」
様子がおかしいが、私がどうこうできることでもないのでそっとしておいた
「失礼するよ」
ベリアンと少しお話していると、そう言って部屋に入ってきたのは、髪がツートンカラーのイケメンだった。
『マジでイケメンしかいないじゃん』
出迎え方アホなヤツみたいじゃん…と、心の中でひとりでツッコんだ。
「お….や!?!?」
こっちのイケメンもわたしを見た瞬間に驚いた。
本当に何が起こってるんだ?
「あ…主様ですか…?」
『そうみたいだよ!』
「ありえない….どっ…どうして貴方が….!?」
私ここでなんかした!?と心の中で思うと同時に、ツートンのイケメンにベリアンが止めに入った。
「ルカスさん!このお方は…..あのお方とは違います!」
「えぇ?」
不思議そうな顔をするルカスという執事。
というか…あのお方って?
「でも….立ち振….同……..」
「ですが…..覚え…..い…です」
耳を済ませても断片的にしか聞こえない声量で話す2人。
ベリアンに知人と似ていると言われたこと、執事が来る度驚かれること、そして、どこか見に覚えがある景色と執事。
私…きっとここがどこか知ってる。
「申し訳ありません、主様」
「少し取り乱してしまって…」
振り返り、先程のような微笑みで謝ってくるルカス
『いっ…いいよいいよ!間違いは誰にでもあるし!!』
『切り替えてこ!』
「ふふっ…やっぱり主様は優しいお方だね…」
「本当に可愛らしい方だ♪」
『えっ…..ふぇぇ!?』
そういいながら頭を撫でてくるルカス。
からかってんのか子供扱いしてるのか分からないけど心臓に悪すぎる!!
あまりに突然の出来事で思わず照れてしまった。
「んん〜….耳だけ真っ赤になるところも同じだね….」
「えぇ….主様は照れることも隠そうとしますから….」
そう話すルカスとベリアン。
もしかして私で実験してました???
….てか、会話の内容的に、前の主様と私が似ているって言うことだと思うんだけど….。
違和感はもしかして当たってるのかな….?
私….本当に主様だったのかな…?
それとも、本当に違う人?
なら、どうして懐かしく感じるの?
きっと知ってる…でも、そんな夢みたいな都合のいい展開ってあるの?
思い出せない…..思い出せない…..。
𝐧𝐞𝐱𝐭…🧸𓈒 𓏸
#命の選択
ぷち
319
MAKO
240
なっちゃん
717
goodbyeForever𐙚☁︎ 𓂃𓈒𓏸
コメント
1件
うわああ第4話もエモすぎた…!!😭💕 「ありえない」ってタイトルからして既に胸熱なんだけど、ルカス登場シーンの衝撃っぷりがすごかった…!「どうして貴方が!?」って、やっぱり前の主様とそっくりなんだね…。ベリアンが必死に止めるのも気になるし、「あのお方」って何…!? それに、主人公が「思い出したくもない」って最後にきてゾクッとしたよ…。続きが気になりすぎて今夜眠れないかも…!!次回も楽しみにしてるね⋆♡