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#命の選択
ぷち
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MAKO
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なっちゃん
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第5話
「説明」
違和感はあったが、確信には至らない…。
この人達は、私を誰かと重ねているの?
それとも、ほんとに私なの?
そんな展開、現実に存在する?
「とりあえず、皆さんに会いに行きましょう」
と、話すベリアン。
多分、他にも執事がいるんだろう。
でも、
『いきなり会って大丈夫ですか?』
と、言うのもさっきから私を見ておどろいている様子だから、全員に同じ反応されたらさすがに困る。
「….まぁ、会わないことには始まりませんからね♪」
楽しそうに微笑み、そう話すルカス。
「そういえば、まだ名前を聞いていませんでしたね。」
「…お名前をお伺いしても?」
『….姫波 菜乃です。』
名前を聞かれ、恐る恐る答える。
すると、ルカスとベリアンはやはりと言うように顔を見合せた。
「…いいお名前ですね」
ベリアンは悲しそうな顔でそう言った。
ほかの執事に会いに行こうとベリアンがドアを開けると、反対側からもドアを開けようとしている人がいた。
「うお!?ベリアンさん!?」
「おや、ロノくん」
「どうかされたんですか?」
「すっ…すみません笑」
「ちょっと寂しくなったので主様の部屋に行こうかと思っちゃって…」
見た目から活発そうだと思ったが元気がないロノと言うイケメン。
「….ロノ君」
「実は、主様がいらっしゃったんです」
「!….そうなんですね」
「ロノ君、あまり取り乱さないでくださいね」
「え?」
ベリアンはそういうと私の前から離れた。
『えっと〜…新しい主で〜す….』
気まずい挨拶になってしまった….そう心の中で焦っていると、ロノが目を見開く。
「!?….主..様…!?」
『やっぱりこういう反応になるんだ..笑』
私が苦笑していると、ロノは急に涙を流した。
『えぇ!?どっ..どどどどうしたの!?』
『ほんとに何か分かってないけどごめんて!!』
「どうして…だってもう…主様は..!」
「落ち着いてください、ロノ君」
ロノを落ち着かせようとするベリアン。
「これが落ち着かずにいられないですよ!」
「とりあえず、涙を拭いてください。ハンカチです」
「ありがとうございます…ベリアンさん..」
「ロノ君、言いたいことはあるかもしれないけど、今は落ち着いて」
「今から食堂に行ってみんなに説明しようと思ってね♪」
「着いてきてくれるかい?」
私の後ろでそう話すルカス。
「分かりました…じゃあ、俺は皆さんのこと集めてきます。ちゃんと納得できる説明してくださいね!主様も!!」
そう言い残し、走り去ったロノ。
….説明してって言われても私も分かりません(泣)
𝐧𝐞𝐱𝐭…🧸𓈒 𓏸
goodbyeForever𐙚☁︎ 𓂃𓈒𓏸
コメント
1件
読み終えました。第5話、執事たちの「主様」への強い反応が一層鮮明になってきましたね。ベリアンとルカスが顔を見合わせて「いいお名前ですね」と悲しそうに言うところ、ロノが涙を流した瞬間——菜乃さんが誰かと「重ねられている」のは確実で、しかもその「誰か」はもうこの世にいないのかもしれない。菜乃さん本人が何も知らされていないまま「説明して」と迫られる構図が切ないです。次が気になります。