zm視点
家に着いた、森の中にあるこの家ではほとんど暮らすとこがないため全く物もなく生活感が感じられない
家の中を見る度に楽しかったあの頃を思い出す
あの頃は、そこらじゅうに物があって、よく喋り声が聞こえていた
今と正反対だ
zm「なんか依頼来てるかな」
寂しさを紛らわすために考えてることを声に出す、依頼を受けている間も気を紛らわすことが出来るからできる限り多く依頼を受けている
コンコンコン
静かな家に響いたノック音
どうしてだ、この家は俺しか知らないはず、
疑問に思い警戒しながら玄関へと向かう
覗き穴から見てみるとそこには男が2人
1人は茶髪で深緑色の目が細められた隙間から見えた
もう1人は白い軍服に身を包んだ黒髪、黒い目
この特徴は我々国の外交官とその護衛だ
確か名は、、、
?「誰もいないめぅか〜」
名前を考えていると突如としてかけられる声
思わずビックリして音をたててしまった
?「今、何か聞こえなかった?」
少し震えた声が聞こえた
バレてしまっているので居留守をしても意味が無いだろう
ガチャ
zm「遅くなってすみません何かありましたか?」
ニコッ
愛想良く振る舞う
怪しまれないように
?「全然大丈夫めぅ、少し確かめたいことがあっただけだから」
さっきまでついていた語尾みたいなのが外れた瞬間全てを見透かされているような感覚に陥る
でも、表情は崩さない
zm「確かめたいこと、ですか?」
何も知らないふりをする
?「はい、単刀直入に言います」
冷や汗が出てくる
?「お前が、暗殺者ゾムークで間違いないか?」
やはりと言うべきか聞いてきたのは俺自身についてだった
バレたら面倒そうだ
zm「暗殺者?ゾムーク?さて分かりま」
?「ちなみに、調べはついてるから嘘をついても無駄だよ」
zm「、、、そうか、お前らはあの時のチビの仲間か」
?「よくわかったね」
護衛の人が言う
zm「まぁな、」
俺は自分の情報をあまり流さないよう気をつけている
だからちゃんと調べたとしても断定まではできない
だが、こいつらは調べはついていると言った
それで確信したのだ
?「そういえば自己紹介がまだだったね」
?「俺は、オスマンめう」
?「ひとらんらんだよ」
外交官の方がオスマン、護衛がひとらんらんと言うようだ
zm「そうか、言っとくが仲間になる気はないぞ」
os「いいの?俺達はゾムークの情報を持っている」
zm「広められたくなければ仲間になれと?」
os「物分りがいいめうね」
どうしたものか、広められたら面倒だしな、仕方ない
zm「まだ、仲間になる訳では無いが、お前達の基地に案内しろ」
os「分かっためぅ!ひとらん!」
ht「はいはい、車の準備をしとくよ」
そう言ってひとらんらんは先に行った
os「俺達も行くめぅ!」
いつの間にか語尾が戻っているオスマンが言う
zm「分かった」
渋々基地に行くと言ったゾム
これから総統の元に行く
口調やキャラがわかっていないのでおかしい所があるかもしれません(特にあまり表に出てこない人)
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