話は続いておりません。別の話として見てください。
出てくる人↓
青井らだお
成瀬
猫マンゴー
ネル
ハクナツメ
ヴァンダーマー
ハンク
モブ多数
青井らだお←♡←出てくる人全員
青井らだお→?→???
4月。
別れの時期であり、出会いの時期である季節。
俺は公園に来ていた。
モブ「あの!!きてくれてありがとうございます。」
らだお「どうしたの?急に呼び出して」
モブ「あのッ私青井先輩の事好きで他の部署行く前に告白しようと思って///」
モブ「私と付き合ってくれませんか!!」
らだお「気持ちは嬉しい、ありがとう。でも俺今は誰とも付き合う気ないんだ、ごめんね」
モブ「いえ、青井先輩に告白できて良かったです(泣)」
何回目だろうか。
俺は告白されていた。
女だけではなく男からも告白をされていた。
他の部署に行ったり、ここをやめたりする人たちから告白をうけていた。
でも俺は付き合う気が無いので毎回断る。
俺は本署に戻る。
本署には成瀬とネル先輩がいた。
俺はネル先輩と成瀬と一緒に仕事をする。
ネル「らだおくん最近忙しいでしょ〜?」
ネル先輩は俺にそう話かけてきた。
俺は何か分からなかったので聞き返した。
らだお「何がですか?」
ネル「いや〜この時期と言ったらねぇ?笑」
ネル「何人ぐらいされたの?笑」
ネル「告白♡笑」
らだお「あー、」
成瀬「ッ?!」
ネル先輩はニヤニヤしながら俺に聞いてきた。
俺は適当に答える。
らだお「ん〜10数人?」
ネル「多ッ!!笑さすがらだおくん笑」
らだお「いやいや笑」
俺はそんな感じで流していると突然成瀬が俺に近づき壁ドンしてきた。
ネル「わぁお笑」
らだお「成、瀬?どしたの?」
成瀬「ねぇそれ男?女?」
成瀬はいつもとは違う声のトーンで聞いてきた。
どうやら怒っているようだった。
なんで怒っているか分からないが俺は答える。
らだお「どっちも?」
成瀬「ふーん、で誰と付き合うの?」
らだお「はぁ?付き合わないよ笑全員断ったし」
成瀬「なんだよ…」
らだお「あれ?笑もしかして、嫉妬しちゃった?」
俺は冗談ぽく成瀬に聞く。
成瀬「はぁあ?してないし、俺パトロール行く///」
成瀬は被り物からでもわかるくらい照れていた。
らだお「いってらしゃい笑」
成瀬も可愛いとこあんだな〜と思いながら俺は仕事に戻る。
するとマンゴーが帰ってきた。
らだお「おかえり〜」
ネル「おかえり〜」
猫マンゴー「ただいまぁ〜!」
俺は挨拶をする。
ネル先輩は俺の方を向きさっきの話の続きをしてきた。
ネル「らだおくん、モテモテだねぇ〜笑」
らだお「そんなことないですよ笑ネル先輩こそ何人にされたんですか?」
ネル「4、5人かな〜笑」
らだお「ネル先輩も多いじゃないですか笑」
ネル「そうかな笑」
猫マンゴー「え?なんの話〜?」
マンゴーは興味深々に俺達に聞いてきた。
らだお「えーとね告白された回数について 」
猫マンゴー「えっ!!らだお告白されたの?」
らだお「まぁうん笑」
猫マンゴー「らだお付き合っちゃうの?」
らだお「付き合わないよ笑全員断った」
猫マンゴー「良かったぁらだおは絶対に渡さないから」
らだお「なにそれ笑」
ネル(モテモテだなぁ笑笑)
らだお「あ!俺また連絡きたんで行きますね」
ネル「うん、頑張ってねぇ」
猫マンゴー「じゃあねぇらだお〜」
俺は呼び出された場所に向かう。
モブ「らだお先輩、待ってました」
そこにいたのは男だった。
珍しいが俺は驚かない。
だって男はこれで7人目ぐらいだから。
なんなら女より多い。
何故男なのか分からないが俺は返事に答える。
らだお「どうしたの?」
モブ「らだお先輩ももうわかってるんじゃないですか?」
らだお「うん、そうだね」
モブ「ですよね、それでも俺は言います」
モブ「俺ここに来てかららだお先輩に色んなこと教えて貰ってそのおかげでできたことだってあります。だから伝えたいんです。」
モブ「ありがとうございます。」
モブ「俺と付き合って貰えませんか?」
らだお「ごめんね、俺誰とも付き合う気無いんだ。でも気持ちは嬉しいありがとう。」
らだお「確かモブくん他の街に行って上司として働くんだよね?」
モブ「なんで…」
らだお「それはきっと君がすごいからだと思うよ、よく頑張ったね、これからも頑張ってね。」
モブ「先輩にそんな言葉をいただけるなんて…ありがとうございます(泣)」
モブ「先輩に告白して良かったです。」
そういうと俺の後輩は帰って行った。
俺も本署に帰ろうとする。
すると誰かに手首を捕まれ地面に押し倒された。
デジャブと思った俺は顔を見る。
らだお「ヴァンさん…?」
俺を押し倒してきたのはヴァンさんだった。
俺はこの状況に困惑した。
ヴァンダーマー「らだおさん、先程の人とどういう関係で?」
らだお「先程…?」
ヴァンダーマー「とぼけないでください。先程男性と話していたでしょう。」
らだお「あー後輩ですね俺の。」
ヴァンダーマー「ほぅ」
らだお「あのそろそろ手、話していただけません?」
ヴァンダーマー「まだだ、」
ヴァンダーマー「話が少し聞こえていてね、 らだおくんは好きなのかね?」
らだお「好きですか…?」
俺は少しからかおうと思いヴァンさんに返事する。
らだお「それはどうでしょうね笑」
ヴァンダーマー「なるほど、」
そういうとヴァンさんは急に俺に近づきヘルメットを取ってきた。
ガバッ
らだお「え?何なに?」
何かと思えばヴァンさんは俺にキスしてきた。
ヴァンダーマー「チュ」
らだお「へ?」
ヴァンダーマー「グチュクチュクチュ」
らだお「んふっ///あっ///ちょっ///すとっ///」
俺は頭の処理が追いつかなかった。
手はヴァンさんに掴まれていて動けず俺は必死に抵抗したがヴァンさんは辞めなかった。
ヴァンダーマー「ハァ」
らだお「ハァーハァー///急になんですか?!///」
やっとヴァンさんはキスを止めた。
俺は息が上がったままヴァンさんに理由を聞いた。
ヴァンダーマー「らだおさん嘘はついてはいけませんよ?これはその罰です。ほんとは?」
嘘ついていたことがヴァンさんにバレていたらしい。
俺はもう気力もないので本当のことを言う。
らだお「付き合ってないから///断ってるから///」
ヴァンダーマー「じゃあ何故嘘を?」
らだお「少しからかってみたかったの!///」
ヴァンダーマー「ふふ笑可愛いですね」
ヴァンダーマー「ギャングをからかうのはあまり良くないですよ。では、」
そう言ってヴァンさんは帰って行った。
俺は返り討ちにあい恥ずかしいと思いながらヘルメットを被る。
ヘリをだし山へ向かう。
誰もいないあの山はとても空気が美味しい。
疲れた俺はゆっくりと向かった。
山へ着く。
そこには人の姿があった。
先に先着がいたようだ。
今日はやけに人と会うなと思い俺は近づく。
ナツメ「らだおくんじゃん」
らだお「ナツメさん、どうしたんですか〜?」
ナツメ「こんな時期だからねぇ色々と笑」
らだお「あー大変ですよねぇ笑分かります笑」
俺はなんとなく察しナツメさんも告白されているのだと思った。
ナツメ「らだおくんはどう?笑」
らだお「まぁまぁ笑ナツメさんこそ何人ぐらい告白されたんですか?」
ナツメ「んー10人ぐらいかな〜笑」
らだお「多っ笑ナツメさんモテますよね笑」
ナツメ「いやいや笑」
ピコンッ
ナツメさんのスマホが鳴った。
ナツメ「また呼ばれちゃった笑じゃあねぇ〜」
らだお「頑張ってください」
ナツメさんは呼ばれた場所へ向かった。
俺は山でゆっくり過ごす。
その数分後俺の携帯がなる。
ハンさんからだった。
ハンク「もしもしらだお君〜?」
らだお「なんですか〜?」
ハンク「今暇?」
らだお「暇ではないですね笑」
ハンク「なんかあるの?」
らだお「いや、まあまあ笑」
ハンク「何あるの?」
らだお「告白ですかね笑」
ハンク「え!告白?!らだおくんが?!」
らだお「いやいや笑される側ですよ笑」
ハンク「らだおくんOKしたの?」
らだお「してないですよ笑なんでそんな皆知りたがるんですか笑」
ハンク「それは〜笑」
するとスマホがブーっと鳴った。
また俺は呼び出された。
らだお「俺呼び出されたんで行きますね」
ハンク「また?!笑、頑張ってね〜」
らだお「ありがとうございます〜」
俺は呼び出された場所に向かう。
モブ「青井くん、久しぶり。」
その人は俺の先輩だった。
らだお「久しぶりですね」
モブ「私警察やめて普通に一般市民として生きていくことにしたの。私にはやっぱりキツかったみたい。」
らだお「そうですか…」
モブ「それでね青井くん、私ね青井くんに伝えたいことがあるの」
らだお「はい、」
モブ「私青井くんのこと好きだったよ。ずっと前から、それだけ伝えたかったんだ。今更私は自分の願いを叶えようとしてる訳じゃないの」
モブ「青井くん好きな人いるでしょ?」
らだお「…」
俺は心の中でわかっていた。
でも俺はそれを否定した。
まるで関係ないように。
モブ「青井くんは思ってることあんまり人に伝えるの得意じゃないでしょ?でもその人は青井くんが思ってることちゃんとわかってると思うよ」
らだお「それはどうですかね笑」
らだお「俺の好きな人男なんで、」
モブ「性別なんて関係ないよ?笑」
らだお「ッ?!」
先輩にそう言われて俺は驚いた。
初めて好きな人がいるって言ったのが先輩で良かったと俺は思った。
らだお「先輩、ありがとうございます。」
モブ「ううん、いいの、青井くんが幸せになってくれれば笑」
モブ「じゃあね青井くん」
らだお「ありがとうございます。」
俺は先輩に挨拶し好きな人の所へ向かう。
今までダメだと思ってたのにそれを覆してくれた先輩。
俺はバイクを走らせる。
俺が好きなーーーーに会うために。
end
コメント
9件
コメント失礼します。 最後に出てきた mbの先輩、いい人過ぎて惚れました……。 rdoさんは一体誰が好きなんだ…? (wktk
僕はらだおが100年前を引きずりまくってさささんが好きって事にしたいッッ!