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いきなり襖から現れた金髪の少女。
協力しようって…え?!私から考えを出したけども、ほんとにいいの!?金髪の少女は巫女さんの隣に座って言う。
「多い方が解決しやすいだろ!な!」巫女さんは少し目を瞑った後に「…分かったわよ、魔理沙は頑固だから少しは賛成するわ。」完全に魔法使いさんに呆れながら巫女さんは付け足す。
「ねぇ、お嬢さん。この世界は少しどころじゃないほど危ないの、あんまり無茶はしないで、約束してくれるなら一緒に行動しましょ。」真剣な表情で私の目を見る巫女さん。
私の答えは「はい」しか無かった。
私の答えを聞くと巫女さんは「…そう言えば名前言ってなかったわね。私は博麗霊夢。ここ、博麗神社の巫女よ。」それに合わせて「私は魔法使いの霧雨魔理沙だぜ!!キノコが大好きなんだぜ!」しっかりしている霊夢さんと謎な自己紹介の魔理沙さん。これからこの3人で異変を調査するんだ!
異変や幻想郷の事を教えて貰った後に、霊夢さんと魔理沙さんが、私の服の事で喧嘩をしていた。
「私の巫女服を着せるのよっ!」と魔理沙さんの頬を押す霊夢さんと「私の魔女服を着せるんだぜ!」と霊夢さんを手で押している魔理沙さん。結果的に霊夢さんの巫女服に決定した。
魔理沙さんは頬を膨らませていたが、すぐに機嫌は直った。
「まぁ、着替え終わったらこっちの部屋に入ってきてちょうだい。」と満足そうな霊夢さんに言われた。
巫女服を着終わり、襖を開け部屋に入る。
入ると霊夢さんがこっちこっちと手招きして、私の座る位置にぽんぽんと手を畳に弾ませた。
ちゃぶ台には、私と霊夢さん、魔理沙さん、それから紫のお姉さんが囲んでいた。知らない人にオロオロしている私に霊夢さんは言った。
「紫のババアは八雲紫、大妖((」誰からは分からないが霊夢さんは頭を叩かれた様だった。
「ふふ、お嬢さん、今のは聞かなかったことにして欲しいわ。」と妖しく微笑む。それから紫のお姉さんは言った。
「私は大妖怪、八雲紫よ。こうやって空間を移動出来たりするの。」と、赤いリボンからたくさん目の付いた空間が開く。そこで思った。この空間移動で霊夢さんの頭を叩いたんだ…。紫お姉さんの第一印象は、怖い…だった。
霊夢さんがパンパンと手を叩いて注目を集めて言った。
「さぁ、異変の事について話し合うわよ。」
そんな霊夢さんの横顔を見て美しく、凛としているなと少し見とれてしまっていた。
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