テラーノベル
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家の中に入ると
笑い声が聞こえた
『(賑やか…だなぁ)』
❤「○○ちゃん?」
私の名前を呼ぶ次男さんの声が聞こえて
思わずビクついた
❤「あ、ごめん、驚かしちゃった」
…とシュンとする次男さんに大丈夫ですと
笑顔で横に顔を振った
❤「……よかった〜ε-(´∀`;)ホッ」
『……………』
❤「ボーっとしてどうしたのかなって思って声掛けたんだ!」
『…………賑やか………だなって……思って………』
すると、次男さんが目を見開いて私を見つめる
『(え、変なこと言ったかな……)』
❤「なーくん!なーくん!やっと喋ってくれた!!」
と、大きな声で長男さんのところへ走って行った
私はポツンとその場に残った
お母さんは長男さんと家見て回ってるし
他のお兄ちゃん達は多分自分の部屋にいるんだろうな…
私は何をしようかな……
💛「………あの」
『ヒッッ!!』
突然後ろから聞こえた声にまた驚いてビクつく
💛「あ、ごめんなさい」
後ろにいたのは、多分私と同い年の目線が同じ男の子
💛「○○ですよね?新しい妹の」
私はそうですとコクコク頭を縦に振った
💛「僕の名前はるぅとです。○○と同い年ですよ」
『あ………○○です………』
名前を言い終わった後にペコッとお辞儀をする
その後は沈黙が訪れる
なにか喋った方がいいと分かってるけど
口が開かなくて、思わず下に俯く
💛「……他の兄には会いましたか?」
沈黙を破ったのはるぅとさんだった
確か2人会った……よね
『なーくん?って……人と、莉犬……って人に…』
💛「なな兄と莉犬兄ですか。じゃあ他の兄には会ってませんか?」
『((コクコク』
💛「わかりました。じゃあ一緒に会いに行きましょう!」
と、私の右腕を掴むるぅとさん
突然の事でびっくりしたけど
掴む力は弱かったから安心した
💛「ここはさと兄の部屋です」
………笑い声が独特だな…←
2種類の笑い声が聞こえて
部屋の中には2人いるのかなって思った
((コンコン
💛「さと兄入りますよ?」
((ガチャ
💛「あ、ころ兄もいたんですね」
💙「うんwww………るぅとくん、後ろにいる子」
もしかして妹?
💛「今日来るって朝なな兄言ってたじゃないですか」
💗「言ってた言ってた」
💙「いや、さとみくん絶対知らなかったじゃん」
『…………』
私、空気だ
完全に忘れられてるよね
💙「○○?」
私の名前が聞こえて、顔を上げる
『………?』
💙「……僕、ころん よろしくね○○」
私はよろしくお願いしますとお辞儀をした
💙「ほら、さとみくんも自己紹介しなよ」
💗「おー」
私の目の前まで歩いてくる三男さん
((ムギュ~
と私の頬を引っ張ってきた
『!?!?!?』
💗「すげー伸びるー」
『…………』
💗「さとみです。よろしくね」
いや、切り替え早いな
💛「さと兄何やってるんですか?」
💗「伸びるかなって思ったら想像以上に伸びた」
💙「餅じゃん」
『……………』
何やってんだろこの人……
❤「さとちゃん?何やってんの?」
💛「あ、莉犬兄、○○に他のお兄ちゃん達紹介してたんです!」
『……………』
いつまで引っ張ってるんだろう…
って考えたらぱっと私の頬から手を離したさとみさん
急に離されたから、後ろにトトトと下がってしまい
莉犬さんの胸板に頭をぶつけてしまった
『あ………』
❤「大丈夫?○○」
『ごめんなさい!!』
❤💛💙💗「?」
『ごめ…ごめんなさい……ごめんなさい…ごめんなさい…』
💙「え…」
『ごめんなさい…ごめんなさい……』
❤「○○?」
『ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい……』
そのままごめんなさい、ごめんなさいと謝り続けた私
ななもりさんとお母さんが何事かとさとみさんの部屋の前まで来て
謝り続ける私をななもりさんが、私へと用意してくれた部屋に連れて行ってくれた
💜「大丈夫?」
コクンと頷いた
『…………』
ベッドの上で布団にくるまってる私を
ななもりさんはポンポンっと背中を撫でてくれた
💜「怖かった?」
頭を横に振った
さっきのは恐怖とかじゃなくて
怯えなんだ
💜「そっか」
((コンコン
((ガチャ
❤「○○」
莉犬さんがドアから顔を覗かした
『………』
『あの…ごめんなさ…』
❤「謝らなくていいよ、大丈夫だから」
『…………』
莉犬さんは、足を進めて私の隣に座った
そして、優しく頭を撫でてくれた
❤「大丈夫だからね?」
優しい声でそう言ってくれて
私はコクと頷いた
主人公の自己紹介
名前:○○
誕生日:㋀㏤
好きな食べ物:インスタントラーメン
その他はまたいつかお話します!!
じゃ、おつれもー
⬆やってみたかった
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