〜多重美亜幼少期視点〜
美亜「ねぇまま!美亜、あのくまさん欲しい!」
母「ん〜..あのくまさんは灰色だからダメよ
あっちのピンクの猫ちゃんはどう?」
美亜「ぇ〜…でも猫ちゃんはお家にいっぱいあるし.. 」
母「あら?でも可愛い猫ちゃんはたくさんあっても困らないでしょ?
さ、買いに行くわよ」
美亜「うん..」
母「さぁ、次は美亜の入園式のドレスを買いに行きましょう!」
美亜「うん!!あのね、美亜スカート履きたい!」
母「んふふ、もちろんよ。私の可愛いお姫様をしっかりとコーディネイトさせないとね 」
母「ねぇ、美亜。あのピンクのドレスはどう?」
美亜「かわいい‼︎だけどあっちの青のドレスも…..」
母「あら、どうして??美亜は世界一可愛いの。だからねお洋服も美亜に似合う
ピンクでふりふりじゃなきゃだめなのよ?」
美亜「そーなんだ..じゃあ美亜ピンクのにする」
母「んふふ。そういうと思ったわ。さ、買いに行きましょうか」
美亜「うん、」
物心着く頃から周りはずっとピンク色
家具も服もランドセルも筆箱もぬいぐるみも靴も靴下も下着でさえ..
すべてピンク色だった
友達にもらったお土産でさえ、ピンク色でなければ捨てられる
小学校に来ていく服もピンクのふりふりしたドレス
1人だけ体操服がピンク色で恥ずかしかった
でもそんなことお母さんに言ったら怒るから..
だからいえない
一度、小学2年生の頃にお母さんを怒らせた
美亜「どうして美亜だけこんな服なの⁉︎みんなみたいな青いズボンとか
白のお洋服とか着たいよ!!」
母「美亜..?どうしたの?美亜はね、世界一可愛いからピンクのお洋服が似合うんだよ?」
美亜「美亜は可愛くないの‼︎‼︎もう嫌なの!」
母「どうして…….どうしてなのよ‼︎こんなに完璧なのに⁉︎どうして美亜はままのいうこと聞いて
くれないのよ‼︎‼︎ねぇ!なんでよ!!ねぇってば!!」
美亜「ま..ま?」
母「そんなこと言うならもういいよ!!美亜だけお洋服着ないで学校に行きなさいよ‼︎‼︎
そんなこという美亜なんて大っ嫌い‼︎‼︎もう出て行きなさい!!」
美亜「ままぁぁ〜泣 ごめんなさい〜〜泣 」
それから数日はご飯を作ってもらえず、学校の給食だけでなんとかやりくしてたたんだっけ
小さい頃の私にはよくわからなかったけれど..多分、私の母親はやばい人だったんだと思う
それからはお母さんを怒らせないように私服もピンクにしていつ会ってもいいように
頑張ってたなぁ..
その呪いが取れなくて今もピンクに囲まれてるんだよね..
でも..私の邪魔をさる奴は許さない..
私は今までたくさん我慢してきた。
だからこれからはどんなことしたって
今までしてきたご機嫌取りで死んでも天国に行ける。
夜月ゆら..絶対に許さない
コメント
4件
続き待っています!
、……毒親からは直ぐに離れましょう!!! 美亜の親は毒親過ぎる!! 子供の好きにさせたほうがいいと思います!!