Seokjinside
僕が好んでやっているネトゲの大きな大会があったのだが、なかなか勝てなくて、今日は深夜までゲームだ!なんて息巻いていたけど、午後9時。諦めて空になったコップと10時間ぶりにリビングへと足を運んだ。
酒でも飲んで自堕落な一日を締めくくろうかなんて呑気に考えながら
『や〜、ゲームが全然勝てない!』
と大きく叫んで部屋に入ったその時。
目に飛び込んできた衝撃的な光景。
ソファーに愛しの恋人、ユンギがペタリと座っている。それだけなら可愛いだけだ。
なのに、なのに……
なんと、その下に組み敷かれたような形で、我らが六男、テヒョンが寝転がっていたのだ。
ハッと目を向ければ、ソファー横のローテーブルに置かれた、ワインがなみなみと赤黒く光るグラス。
ははぁ、こいつ、ユンギ。
酒に酔ってテヒョンを襲ったのか。
僕の胸の底に、例のワインのような赤黒い何かが溜まっていく。
嫉妬。怒り。その他もろもろと、その中でも際立って暴れる性欲と独占欲。
『…ユンギ』
思った以上に冷たい声が出た。
この声にびっくりしたユンギがフェラとかしてくれたらちょっとは許せるんだけど。
けど……
気づく気配もないユンギにサインを出すテヒョア。
この状況で一番可哀想なのは、誰がなんと言おうとテヒョンだと思う。
巻き添えの模範解答みたいだ。
yg「ぁ、じにょ。」
テヒョンに何か言われてやっと気づいたらしい彼は、僕の名前を緩い発音で言いながら、花が咲くような笑顔でこちらを向いた。
可愛いよ、可愛いんだけどさぁ…
今そんなことされてもぐちゃぐちゃにしたくなるだけだから。ま、すんだけど。
『ユンギ。何してたの。』
いつもよりも低い、地を這うような声が出た。
yg「てひょなと〜、遊んでた?」
クエスチョンマークが見えそうなほど楽しそう。
『へー、遊んでたんだー。随分とまあ楽しそうだね?』
嫌味を込めて、怒っていることを存分にアピールしてみるが、
yg「うんっ!楽し〜ㅎㅎ」
と、質問には合っているが、的外れな回答が、いつもより高い声に乗せられて返ってきた。
『でもさぁ…』
『俺ともっと楽しいことしようよ。』
『テヒョン組み敷いてないで、俺に組み敷かれてろよ。』
ああ、もう抑えてらんないな。
こんな悪い小悪魔さんには分からせてやらないと。
yg「たのしいこと…?」
理解してないみたいだ。でも安心して。今晩身に染みて分からせてあげるから。
『さ、おいで。二人きりの時間にしよう。』
上目遣いのユンギを軽々とお姫様抱っこする。
そのまま早歩きで僕の部屋へ。
2人きりの濃い時間を始めよう。躾だよ、ユンギ。
________
しっかり鍵をかけて、2人きりの世界に。
ベットへユンギを下ろして、そのままドサッと押し倒した。
「んっ、」
「じんにょん?」
口をぽかんと開けて、僕の目をじっと見つめる。
いつもは目を合わせてくれないから、嬉しい。
『ゆんぎや』
『さっきはテヒョンと楽しかった?』
「うん、ぎゅってしてもらったよ」
普通に報告するんじゃない!全くもう。
『僕のユンギなのになぁ…』
嫉妬心がふつふつと湧いてくる。
『僕のこともぎゅってしてよ』
よがってよ、そしてテヒョンには見せない顔を、僕だけに見せて。
「ふふっ、いいよ〜」
首に腕を回して優しくハグしてくれる。僕はそれを許しと捉えて、奪うように唇を重ねた。
「あっぅ…!!」
砂糖菓子のように甘く感じるそれを味わう。
全てを食らってしまうほどに激しいキスを。
「んんっ、じにょっ、、ぁっ」
唇が離れる一瞬の隙に僕の名前を呼び、甘ったるい声を漏らす。
『ユンギ、 はぁっ、』
余裕がなくたっていい。獣のように互いを求めて、満たされて。僕はそれに言いようのない安心感と幸福を感じるんだ。
首に回された腕がきつくなって、距離がさらに縮まる。
深く舌を絡ませてぴったりくっつく。
脳を痺れさせる水音や、兆し始める僕の秘部。キスに溺れるユンギも勃ち始めただろうか。
性急に服を脱がせあう。爪を少し掠めるようにしながら服も脱がせると、敏感になった彼の身体は反応を示しているようだった。
意識にぼんやりと桃色の霧がかかったところで、惜しみながらも、柔らかなそことお別れした。
「はぁっ、はぁっ、」
肩で息をするユンギ。必死に酸素を求めるその姿は健気で、愛おしさが溢れる。
ベット下やシーツの上に脱ぎ捨てられた服達、僕の下で喘ぐユンギ。全てが興奮を煽り、理性の炎を吹き消す。
混ざりあった唾液で濡れた唇を、身体中に当てる。ところどころで強く吸い、赤く鬱血するキスマークを落とす。
「はぁ、 んっっ…、///」
ガブッと噛んで歯型まで付けて。
『さ、どうして欲しい?』
「っ、ちっ、ちくび…///さわって…」
顔を赤らめて、空気に溶けてしまいそうな声量で懇願してきた。
確かに白い肌に目立つそこは、痛そうなほどに勃っている。
そっと指先で撫でる。僕が時間をかけて開発したこれ。今ではここを弄るだけで先走りでベットを濡らす。
少しずつ力を強めていく。
こすこすと先端を撫で付ける。
「あっ、はぁっ、んっ、んっ、」
短く繰り返させる喘ぎ声。そろそろ油断してきただろう。
ぎゅむっと、固く充血したそれを摘んだ。
「あぁ゙っ!!!」
ビクンと身体を揺らして腹から声を出した。
「下もぉっ///いじってっ…」
『なんて言うんだっけ?』
最近新しく覚えさせた、僕の性癖に刺さるこの言葉。
「可愛がって、くださぃ…♡」
『合格♡』
照れながらもしっかり言ってくれた。
でもね。
弄ってはあげる。でも今日はなかなかイかせないから。
トランクスをずり下ろせば、腹に付きそうなほど立派になったモノが姿を現す。
『どうしよっか』
「しこしこしてぇ♡♡」
気持ちいいことに思考を飲まれ、恥なんてもう無い。
ぎゅっと握りしめて下から上へ。初っ端からラストスパートくらいスピードを早めて扱く。
「あっ、んぁっ!!♡ぃやぁんっ///♡♡♡」
「でるでるっっ!!イっちゃぁぁ…!♡」
涎を垂らして、口を大きく開けたまま喘ぐ。
きっと今のユンギは射精前の頭が白飛びしているような状態だろう。
今手を止めるのは酷だよなぁ。でも止めちゃお。そっちの方が辛いし、長く気持ちよくなれるからね。
心ばかりの筋肉が震え、ガタガタと痙攣するユンギ。
ピタリと手を止めてふっと離す。
先走りが溢れる先端。
「〜〜!!!」
「だしたいっ!へんなかんじするのぉっ」
出すに出せなかった彼は早く欲を吐き出したいと強請る。
『ダーメ♡今日は寸止めプレイだから』
ユンギの顔が涙で歪む。
「イきたいのぉっ…」
『弄ってあげるから』
それだけを言うと、彼の顔はほっと綻んだ。だから、イかせてあげるなんて言ってないから。
ぎゅっぎゅと力を込める。
痛いはずなのに、気持ちよさそうにしている。ほんとM。開発したのは僕だけど。
膨張した海綿体を握り潰して、亀頭から尿道を攻める。
「さきっぽ気持ちぃ…♡♡」
根元も触ってあげないと。
付け根のすべすべとした肌を愛撫する。
擽るようにすると腹がビクビクする。
じっくり快感が溜まって、近づく射精。
「ん、あ゙っ、♡♡」
亀頭をぐりぐり押して、ぐちゅぐちゅと音を立てながら上下の動きも再開させる。
「気持ちぃ、!♡おかしくなるぅ///♡」
「あっ、はぁんっっ、♡ゃ、ぁう、///」
後ろも弄り始めるか。
最後に孔の近くを強く押すと、またイきそうになった。
そしてまた手を止める。
「ん〜!ぐすっ、んんっ、ふっ、んっ…」
もどかしさに泣き始めるユンギ。
「んん〜…!!!出したいの…」
「おねが、出させてっっ、ぅっ、」
『よーし、孔弄るからね〜』
ガン無視。
もう既に愛液でぐちゅぐちゅになっているそこに、ローションを纏わせた指を挿れた。
『入りそうだね。挿れるよ?』
「や、今入れたら…、、!」
お、勘づいたみたい。
そう、イくのをずっと我慢した後だと、尋常じゃないほど気持ちよくなるらしい。それをやりたかったんだ。
コンドームを素早く付ける。
じゅぶぶ、と自身をゆっくり沈める。
「あ゙、あ゙……♡」
根元まで挿れると、奥の壁付近まで届いた。
『動くよ?イっちゃダメだからね。』
「むりっ、むりぃぃ…!!」
「や゙っっ!」
ずるりと引き抜いて、最奥を突く。
「ぃや゙ぁ゙あ〜…!♡♡♡♡」
どうにか出さないように我慢してるみたい。
『っ♡はっ、
偉いね、っ、イくのっ我慢してて』
「んっ、あっ、あんっ、あんっ♡♡」
結合部から水音が鳴る度に大きな声で喘ぐ。
「っああ゙ぁ゙ぁぁ〜〜!♡♡♡」
ついに僕も限界が来て、ごちゅっと結腸の奥の奥に亀頭を擦り付けて、コンドームの中でイった。
それとほぼ同時にユンギも我慢しきった白濁を盛大に吐き出した。
ダラダラと出続ける精子。はくはくと空気をかき集めて必死に息をしているユンギ。
しばらく2人して動けなかったが、ようやく身体を話した。
「はー、はぁっ、はぁっ」
目にはハートが飛んでいる。
『ユンギ…、はぁ、よく頑張ったね』
「気持ちかった…♡♡好きだよ、じな、♡」
『うん、愛してる。』
『これからは他の人に可愛くしちゃダメだからね?』
「しない。やくそく。」
疲れきったユンギはもう眠そうだ。
『おやすみ。愛してる。大好きだよ。』
ちゅっちゅとバードキスを顔中にして、夢へと旅立つユンギを見送った。
締め付けが良すぎて持っていかれそうになりながらも、ナカからソレを引き抜く。
片付けは明日にしよう。僕も疲れたな、と思いながら、すやすやと眠るユンギの横へ倒れ込んだ。
Taehyungside
「でるでるっっ!!イっちゃぁぁ…!♡」
…………
「んっ、あっ、あんっ、あんっ♡♡」
……………
「っああ゙ぁ゙ぁぁ〜〜!♡♡♡」
今日も今日とて、よく響く次男の喘ぎ声。
普段は絶対に出さないであろう(出ないであろう…)甘くて甲高いえっちな声。
はぁ…1人寂しく抜くとするか…。
ズボンを押し上げるソレを見て、はぁ、とため息が零れた。
ティッシュの用意を始めていた頃。
途切れ途切れによく聞こえる嬌声の中、控えめに僕の部屋のドアがノックされた。
やっぱりみんな起きちゃうよなぁ、と思いながら返事をする。
『はーい?』
「あの、起きてる…?」
ノックした主は、僕のソウルメイト、ジミナだった。
『お、ジミナ。どしたの?』
『やっぱ寝れないよね…』
愚痴りに来たのかと思い、自分から先に愚痴を漏らしたのに、申し訳なさそうな彼が零した言葉は、思いもよらないものだった。
「ヒョン達のさ、あの声聞いたら、シたくなっちゃって…」
「なぁ、テヒョナ。僕とヤってくれない…?」
え、次は僕なの…?
END
やぁやぁ、にときゃです*´꒳`ฅ
どうでしたか〜?まさかのクオズが♡
クオズのお話も書くかもね♡
私が書くR18は、攻めが『』で受けが「」ですよ。
ということは…??( *´艸`)
いいねが1200行ったら書きます(❁´ω`❁)
それじゃ、ばいばーいヾ(*ˊᗜˋ*)
あいな様!めっちゃいいリクエストくださり、ありがとうございました!書いていてとても楽しかったです!ご期待に添えていれば嬉しいです♡
コメント
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ヤバいまじで続き楽しみすぎる… クオズちかもぉう…こっちが照れちゃう( ? )
ねぇSIN好きマジ無理天に召された()