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私には初恋の人がいた。でも、友達にとられた。2回目、また恋に落ちた。でも友達にとられた。理由は大体

「紗奈ちゃんが私に教える前に、私が先に告白されちゃったの!ごめんね!」

これだ。意味がわからない。

「別に好きじゃなかったんだけど、されたからには……って思って。」

好きじゃないなら断わればよかったのに。変な責任感じてんじゃねぇよ。


こいつの名前は柊 萌花。読みはひいらぎ もか。高3。私の友達(笑)で、一番キライなヤツ。好きなものは甘いもん。嫌いなものは辛いもん。身長は150cm前後。顔は可愛い系。髪の毛薄いピンクなんだが、染めてない。ツインテール。

私は佐藤 紗奈。読みはさとう さな。高3。塩っ辛いのが好き。嫌いなもんは甘ったるいものと萌花。身長は170ちょいぐらい。顔?普通。黒髪のポニーテール。

とまぁ、説明はこれくらいにして。このあと私はどうなると思う?シンキングタイムをあげよう。











はい。終了。答えは……


アニメに沼る。


私がハマったアニメは「ハイキュー」っての。そこで一目惚れしたんだ。これが三度目の正直ってやつ?なのかな。

その人の名前は「及川徹」。好きになったのはハイキューが連載開始してまだ少ししか経っていない春の少し暑い日だった。





私は涼もうと思い、近場のコンビニへと立ち寄った。春ってのにおかしいだろ、こんな暑さ。

そこで見つけたジャンプ。長らく買ってないな。と思い、今週からまた買ってみよう。私は「新連載!!」とデカデカと載っていた号を手に取り、少し立ち読みをしていた。……良い子は真似するなよ。

それから何ヶ月か。私は毎週ジャンプを買い、読んでいた。母にちょっと怒られたが、飽き性の私にとってはすごいことだと謎に褒められた記憶がある。

ちゃんといつ好きになったかの印もつけた。


彼の部活にひたむきな性格も、仲間と仲良くしてる雰囲気も、顔も、過去も。全部好きになったんだ。

全部、全部。今まで好きになった人とは違くて。とても綺麗だった。

しかも、及川くんとは同い年だ。同じ感覚で過ごせるのはとてもありがたい特典だ。よくたやった。私。



とまあ、今に戻るんだが。今は2022年。私は十個歳をとった。今は28だ。社会人8年目。

及川くんも同い年。……複雑だな。でも、まだ大好きだし、それなりにグッズも買ってる。毎年誕生日缶バッジとアクスタとなんかアクリルのやつ。

というか、一昨日に友達一緒にと痛バを組んだ。あ、萌歌じゃないよ。ちなみに友達は赤葦くん推し。痛バを組むのは楽しかった。プリ撮ったり、聖地に行ってきたりなど、オタクライフを楽しんでいた。

その時だった。通り魔に刺された。

ダラダラと血が流れる。考えてる時間がもったい、な……い

あ、たま、まわん、な





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