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ふわー、
今何時なんやろ
21:00
あれ?いつもなら絶対20時半までには帰ってきてるのに
てか最近ずっと帰りが遅い
「なんでやろな、」
ガチャッ
「おかえりなさい!」
「はぁはぁ、ただいま」
「…なんでそんな息切れしてるん?」
「え、いやなんでも」
いや怪しすぎるやろ!!
よし明日帰りついて行ってみるか
「いってきます、」
「気を付けてな!」
よし、猫になって会社前で待機でもするか
19:30
ボフッ
「よし、向かうか」
19:40
19:50
20:00
いつも会社が終わる時間や
「はあ、」
あ!ご主人出てきた
けどなんかすごい周りキョロキョロしとるな
翔太が急に走り出す
え!ちょっと待ってなんで急に!
ってしかもそっち家と反対方向やん
どういうことなんや?
康二も後を追いかけるように走る
見失ってもうた、一旦家に帰って話でも聞くか
ガチャ
「ただいま、」
「おかえりなさいご主人」
「うーん、疲れた」
「最近帰り遅いけどどうかしたん?」
「えっ、えっと最近忙しくてさ」
嘘すぎる、だって俺見てきたもん
誤魔化すってことはなにか良くないことなんか?
次の日
ピーンポーン
「んー、こんな朝からなんや?」
ガチャッ
「はーい」
「…っ、渡辺くんの同僚なんですけど、相談があってきました、入れてくれませんか?」
ご主人の同僚さんか、
「今ご、翔太くんは寝てるから上がって待っててな」
「わかりました、ありがとうございます」
同僚の前でご主人呼びはまずいよな、
「ご主人、同僚さんが相談があってきとるで」
「うーん、同僚?どんな人、」
「ボブの女の人やで」
「えっ、家に上げたの?」
「上げちゃったで、まずかった?」
「やばい」
ドタドタッ!
なんかまずいことでもしてしまったやろうか
こっそり覗いてみるか
「なんできたんだよ、てかなんで家知ってんの」
にゅうひん☆
841
マロン
200
「翔太くんの跡つけてきたからに決まってるでしょ?♡」
「もう関わらないでって言ったよね?」
「それは彼女と同棲してて心配かけさせたくないからでしょ?いないじゃない」
「それは、」
「嘘ついてたの?おまけに変な男もいるし」
変な男とはなんや
「彼女いないんでしょ?私と付き合ってよ」
「ストーカーしてくる人とか無理だから」
「付き合ってくれたらストーカーしないって言ったわよね?そうしなかったのはあなたでしょ?」
「…っ、」
どうしよう、ご主人が困ってる
こうなったら!
ガラガラ
「ん?」
「俺が翔太の彼女やで」
「は?」
「俺が彼女やし同棲しとるから翔太の言ってることは間違ってないで」
「意味わかんないもう帰る!」
「2度と俺の彼氏に関わるなよ」
「わかったわよ」
ぎゅっ
「ん?」
「康二ありがと、俺怖かった」
「帰り遅かったのも遠回りしてたから?」
「そう、家バレたくなかったから」
「よく頑張ったな」
頭を撫でてあげるとさらに強く抱きしめてきた
「…あのさ」
「うん、」
「ずっと一緒に暮らしてくれる?」
「ご主人、こっち向いて」
「ん、」
ちゅっ
「へっ!
「もちろんやで、これからもよろしくな」
「んふ、嬉しい」
「あ!その笑顔かわえぇ」
「…好きだよ」
「まじ!俺も大好き!」
「ふっ、両思いだな」
「嬉しいわぁ」
「こ、康二もかわいいよ」
「あ、ほんま好き」
「俺もほんまに好き」
「真似すんのかわええな」
コメント
1件
読了しました〜!🥀 今回、ご主人が帰り遅いのって浮気とかじゃなくてストーカーから家を守るためだったんだね…。猫になって尾行する康二、めっちゃ健気で可愛いし、同僚のボブ女の前で「俺が彼女やで」って名乗り出たシーン、痺れたよ。最後のキスからの両思いの流れ、尊すぎてにやけた(笑)。二人の掛け合いが自然で、猫パートも面白かったです!マロンさんの作品はいつも心が温かくなるなあ🌙