翔太💙『ねぇ…無理やめて?やめよう?』
ラウ🤍『ねぇいい加減決心して?』
翔太💙『大きすぎ…絶対痛いもん////』
〝死んでるから大丈夫だよ〟
翔太くんは優しい。和食作りにハマっている俺はとある番組の景品で頂いた鰤を捌こうとキッチンに立つと〝俺も手伝う〟と言って近寄ってきた翔太くんは包丁を持つ俺と魚を交互に見ると真剣な眼差しで制止した。
翔太💙『痛いったら…あぁ可哀想に』
不揃いの鰤の切り身を照り焼き用に、残りはお刺身にした。脂の乗った鰤をお皿に盛ると隣で翔太くんは大根をスライサーで削ると刺身の横に乗せるツマを作っている。お頭の部分と余った切り身は味噌汁にした。
ラウ🤍『頂きま〜す』
胡座をかいて床に座ると、隣に座った翔太くんは背筋を伸ばして両手を綺麗に揃え〝頂きます〟と丁寧にお辞儀すると〝こんな姿になってしまって〟と言って先程出会った鰤に別れを告げると、お味噌汁を口にして〝うまっ〟と唸っている。鰤の照り焼きに箸を付けようとしたところで、抗議の声が上がった。
翔太💙『なぁ…お前のデカくないか?』
〝そう?〟翔太くんはやたらとサイズに厳しい。じゃあ交換しようと言ってお皿をすり替えるとやっぱりそっちの方が大きいかもと言って睨めっこしている。
ラウ🤍『どっちでもいいから早く食べようよ?冷めちゃうよ』
翔太💙『ねぇ鰤さん脂ノリノリだね?ラウールみたい』
ラウ🤍『そんなに脂ギタギタじゃないわ』
〝若くて脂乗ってるって意味だよ〟なんて言って肩で小突いてきた。年上の彼女とは思えない程に翔太くんは考えが幼く可愛い。〝鰤さん〟なんて呼んで生き物にも優しいところが大好きだ。
そんな僕らは付き合って半年経つがまだエッチが完遂していない。
十分に準備はしているつもりなのに挿れるところで必ず翔太くんにフラグを上げられる。
翔太💙『ねぇ…無理やめて?やめよう?』
ラウ🤍『ねぇいい加減決心して?』
翔太💙『大きすぎ…絶対痛いもん////』
鰤捌きの再来のような会話に今夜もまた未遂に終わる匂いしかしない。気の長い俺でもそろそろ我慢の限界だ。活気盛んな俺の息子は役目を果たせず惨めに股の中心に収まっている。
翔太くんがリラックスできるようアロマオイルを調合してもらい準備した。ベットはもちろん硬すぎず柔らかすぎない高級なものに買い替えた。
隘路も十分に時間をたっぷりとかけて解した。いざ行かんとすると俺の熱茎を見るたびに白旗をあげる。
ラウ🤍『ねえ!一回頑張ってみようよ?』
翔太💙『大きいよ…そんなモノ見た事ない』
ラウ🤍『いや毎回この会話…唐揚げは?』
翔太💙『大きいの!』
ラウ🤍『ハンバーグは?』
翔太💙『とびきり大きいの!』
ラウ🤍『じゃぁラウールのおちんちんは?』
翔太💙『小さくなぁ〜れ////ふふっ何これ』
翔太くんは胡座をかいた俺の股の間にちょこんと座ると俺の手をとってギュッと握った。冷たい翔太くんの手から不安が伝わってくる。
翔太 side
ラウールの息子さんにご挨拶したのは今から4ヶ月前のことだ。付き合って2ヶ月記念のその日は突然やって来た。
メンバーの間では噂になっていたんだ。必死で息子さんを隠すラウールに〝小さい〟のではと言う疑惑が浮上していた。予想を大きく裏切る息子さんに恐怖を覚えたのは言うまでもない。
翔太💙『あっはっ初めまして…随分と、、、大きいんだね(汗)』
〝よく言われます〟と言った親父さんは末長く息子をよろしくお願いしますと頭を垂れた。規格外過ぎないか…
翔太💙『かっ確認だけど…これってフルサイズ?中で大きくなったりしますか?』
ラウ🤍『挿れてみないと分かんない////恥ずかしい事聞くなよぉ』
お互い初体験の二人。分からない事が多過ぎるのもこれだけ長引いている原因でもある。それともう一つは年齢差だろう。好奇心旺盛な年下彼氏に対して三十過ぎた彼女初体験の俺が怖気付くのは当然の事だろう。俺だって申し訳なく思っている。その代わりって訳じゃないけど定期的に抜いてあげているし俺的にはこれで十分なんだけど、男っていうのはどうしてこうも挿れたがるんだろうか・・・
ラウ🤍『もう限界今日無理なら別れるから!こんなに愛してるのに////翔太くんは僕の事愛してないんだ!』
翔太💙『はぁ?』
ウルウル攻撃だ。最悪だ…
若さ弾ける艶々お肌に、可愛らしく長い睫毛をパチパチさせて、アイドルスマイルを封印させると今にも泣き出しそうな程の潤んだ瞳で俺を見つめた。このキュルキュルなお目目に俺が弱い事を知っての犯行だ。卑劣な裏技使いやがって…
翔太💙『待ってよ…愛とかそういう問題とは別の問題がだねこれにはあって…ンンンッ待って…ンンンンッヤァッ////』
別れるとか言いながら無理やり俺を押し倒すと膝を抱えて折り曲げられ、後孔が露わになると再び隘路に侵入したラウールの指が優しく中を掻き回した。いつだって無理のない範囲で俺が気持ち良くなるように配慮して解してくれる。大事な物を扱うように頰を撫で頭を撫でる。ラウールの手を取り頬擦りすると怖くて手が震えた。〝ゆっくりするから…〟
九つも離れた彼に気を遣わせて情けない。気付いたら涙が溢れていた。〝ごめんやっぱり辞めた方がいい?〟グッと奥歯を噛んで決意を固めると首を左右に振った。
翔太💙『怖いけど頑張るぅ…優しく//気持ち良くして////あぁごめん恥ずかしくて顔見れない』
ラウ🤍『可愛いのは反則//ありがとう』
翔太💙『ンンンンッ!』
ゆっくりと押し入ってくる。ふぅ〜っと息を吐き〝リラックスリラックス〟と言うとラウールはクスッと笑ってコイツまだまだ余裕そうだ。
翔太💙『はぁラウ///今何合目?全部はいったぁ?』
ラウ🤍『登山じゃないんだから…2合目?まだ先っぽ♡でも初めての領域に突入だよ♡』
翔太💙『やあだ無理…怖い…抜いて死んじゃう壊れちゃう』
〝痛い?〟ん?痛くはないな…寧ろ気持ちイイかも知れん
翔太💙『あっえっと…気持ちイイデス//あははっもう少し大丈夫かも…ンンンンッばっバカァ💢痛ってぇ!』
思わず興奮したラウールが一気に6合目辺りまでぶち込んできた。ごめんごめんなんて言ってる割に悪ぶれる様子もなく、その後はゆっくりと抽挿を繰り返すと、その時は突然やって来た。ふぅ〜と一息吐いたと同時に俺の身体に体重を預けたラウールは勢いよく奥を突いた。
翔太💙『ンンンンッあん////アッ!ラウ!ラウ!』
ラウ🤍『はいった!全部はいったよ?しょっぴー繋がってる!』
〝んっ‥〟初めての感覚。最初少しだけ痛かった。肉を裂くように侵入した熱茎は躊躇なく10合目まですっぽりと収まると無事登頂を果たし喜びに湧いたラウールは休む間もなく律動を繰り返した。
翔太💙『ンンンッヤダ動かないで‥.あんャッ////』
ラウ🤍『んっ気持ちイイ翔太くん…凄く気持ちイイ…』
翔太💙『はぁはぁっ////ゆっくり…ンンンンッ気持ちイイ…ラウール』
徐々に隘路がラウールの形に馴染み押し寄せる快感に身体が打ち震える。後孔ギリギリの所まで腰を引いたラウールは俺の腰を掴んで体重を掛けながら一気に奥まで強く突き刺した。何度も同じような抽挿を繰り返し目が眩みそうになった俺は頭が白く霞んでいく。引き戻されるように上半身を抱き起こされ、与えられる甘美な快感に必死にしがみ付くと愛おしそうに背中に腕を回したラウールは抱きしめながら絶頂を迎えた。
暫く繋がったまま抱き合うと頰を撫でキスをした。
翔太💙『気持ちかった//ごめんねいっぱい待たせて』
ラウ🤍『大丈夫だよ////今からいっぱい取り戻すから』
翔太💙『えっ?はぁ?待って?一旦待とう?』
俺の中で大人しく収まっていた息子さんは更に大きくなると俺は恐怖に悲鳴をあげる。
翔太💙『ばかぁ!やめて…大きくなってるぅ中で!ああぁ゛イヤァー』
幾度となく繋がった夜。
疲れて眠るラウールの股間に〝小さくなぁれ小さくなぁれ〟とお呪いを掛けた♡
大きいのと小さいの🤍💙 おわり
コメント
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可愛い〜🤍💙 2周目も楽しみ😊
もう一周しちゃったんですか、早いですね…‼️ 次も楽しみです‼️

おもろかわいい🤍💙 楽しいセンシティブで私もにっこにこです(聞いてない)