コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
前回の続きではないような、あるような、、。
とりあえず見てみてください!!
トイレでの乱闘の後の話です!
ナムギュside
アニキ、、、サノスのクソ野郎が死んだ。
はっきし見てないけど、333のヤローと揉めて取っ組み合いになってたのは見た。
今手元にあるのは、クソ野郎が残した十字架のペンダントと中に入ってる薬、血濡れたフォークだった。
なんで、こんなところで死んでんだよ。
もっと俺の盾になれよ。
薬をふた粒ペンダントから取り出し、口に入れた。
何故か目が熱くなった。悲しくとも何ともないはず、なのに。
血濡れたフォークを見つめながら、俺はどうやってあまり物を殺そうか考えていた。
??「おい、、、。」
124「んだよ、俺は今悲しみに暮れてんの。見て分かんねーか?」
声の主を見上げると、うっぜー奴が。
勝手にベッドに座ってくる。
124「なーんだ、てめーかよ。」
声の主は388番。パンを半分よこした使えるやつ。
388「友達が、、死んで悲しいのは分かる。だけど、、バツの人達を攻撃するなよ。」
124「はぁ?俺が、攻撃すると思ってんのか?」
388「そのフォーク、、何かする気だろ。」
俺が持っていたフォークを指差す。
124「、、知ってるか?こんなフォークでも、人を殺せるんだぜ。何度も刺したり、顎に刺したりすればさぁ。」
俺は388番に近づく。
388番は後ろに体を引くが、逃がさないようにデカい体に覆い被さる。
388番の耳元に口を近づけ、こう囁いた。
124「俺が今、アンタを殺してもいいんだぜ」
はっとしたように388番は俺を突き飛ばす。
124「いってー、、、。」
388「あ、、ごめ、、。」
124「俺は何を言われようが、俺のやり方をする。ここで生き残るなら、そういうことだろ。分かったらさっさとうせろ。」
388「、、、。はぁ。」
やっと諦めたか。
これだから正義感が強いやつは嫌なんだ。
きっとコイツだって、土壇場になれば仲間を見捨てる。きっとそうだ。
388「でも、、、、」
124「あー、、、?まだなんかあんの?」
388「そっちが攻撃しないなら、こっちも何もしないし、、、ま、守ってもやれる。」
124「何その上から目線。」
388「とにかく、何もするなよ。お前には死んでほしくないんだから、、、。」
は、コイツ今何つった?
俺に死んでほしくない?
なぜ?
124「俺はアンタに一早く死んでほしいけど。」
388「何とでも思えばいい。ただ、俺はお前に死んでほしくない。ただそれだけだ。、、あ、消灯一分前だ。」
それじゃあ、と言って388番はバツの方へ帰っていく。
変なやつだ。
明らかに俺がバツのやつらに危害を加えようと分かっているのに。
でも、俺の意思は変わらない。
バツのやつらを殺して、何としてでもゲームを続ける。
アナウンス「消灯、十秒前です」
フォークを握りしめて、ベッドに潜り込む。
消灯のカウントが響き渡る中、俺は自分にしっかりしろ、と言い聞かせた。
おわり
2話目のデホナム!CP要素少なくてごめんなさい🙇♀️
ナムギュが一人になって悲しんでる(?)ところ、ほんと刺さりました、、、。
ではまた次回があれば!