✳︎医務室/sha視点✳︎
───
俺はゆっくり目を開けた。部屋は薄暗くて、カーテンから差し込む光はオレンジに染まっていた
どうやら医務室から誰かが部屋に運んでくれたらしい
sha.『んしょ、…』
ベッドから起き上がり、気晴らしに洗面所へ顔を洗いにいく
中庭を見ると、kn.zm.utが楽しそうに内ゲバしていた
まぁいつものことだけど…
俺は早く洗面所へ行こうと、気にせず足を進める。すると
em.『あ、シャオロンさん』
エミさんが向こうから歩いてきて鉢合わせになった
em.『お身体はどうですか?それと、どこへ?』
久しぶりにエミさんと話すな
sha.『ん、体は大丈夫やし、ちょっと気晴らしに顔洗いに行こっかなって』
俺がそう言うと、エミさんは柔らかい笑顔を向け、先へ行ってしまった
なんでみんなは俺に優しいのだろうか。迷惑しかかけていないのに
sha.『はぁ、』
俺は深くため息をつくと、そのまま洗面所まで足をすすめた
───
✳︎数分後✳︎
俺は顔を洗い終わった。けどまだ気分は晴れていない。だからしんぺい神と話すことにした
しばらくすると医務室が見えてきて、しんぺい神が中にいるのも見えた
ガララ
俺はゆっくりドアを開け、しんぺい神を見つめる
sn.『あ、シャオロン。どうしたの?なんか体調でも悪くなった?』
そう言うとしんぺい神は椅子から立ってこっちへ来てくれた。その時のしんぺい神の顔は穏やかで優しかった
俺は少し躊躇いながらも、話がしたいということをしんぺい神に話した
sn.『全然いいよ』
しんぺい神は快く承諾してくれた。そのあと、俺はしんぺい神と話し続けた
───
✳︎数時間後✳︎
気づけば夕食の時間になっていた
sha.『ありがと。長話付き合わせてごめんな、』
俺がそう言うと、しんぺい神はにっこり笑った
sn.『ううん。いつでもおいで。待ってるから』
俺はもう一度しんぺい神にお礼をして、そのまま医務室を後にし、食堂へ向かった
前より体が軽い。多分、すべて話したからだろう
そんなことを考えながら俺は食堂へ向かう
───
✳︎食堂/ut視点✳︎
夕食の時間を少し過ぎた頃、シャオロンが扉を開け入ってきた
けどその顔は前みたいな、暗く苦しそうなものではなくほんのり笑みが浮かんでいた
俺は席をひとつ開け横にシャオロンを座らせた
ut.『なんや、今日は明るいな』
俺がそう言うと、シャオロンは笑った
sha.『ふはっ、そうか?そんなこともないけどな』
久しぶりにシャオロンの笑顔を見た
やっぱり俺はこの笑顔が好きだ。どこか安心する
すると、トントンがいつも通りいただきますと言って俺たちもその後に続いて言う
そして机に並べられた料理を食べる
横には楽しそうにzm.rbと話しているシャオロンがいた
元気になってくれてよかった
俺はそう思いながらいつも通り食べ進めた






