※見る人によってはこっちのがグロいです。
初兎「は、い、、??」
「~ですから、青凪威風の能力検査についてです。」
初兎「ぃや、それはわかって…、、方法!!その方法、に、…ついてです…」
「聞いていませんでしたか???‘‘殺すんです。’’」
それを聞いた瞬間、僕の頭は真っ白になった。ころせ、、?正気なのかこの人は…
初兎「は、ぇ、それ、どーゆー意味かわかって…」
「人を殺めるのには抵抗がありますか?安心して下さい。青凪は何度殺しても生き返る事が血液検査でわかっています。…データを提出したのも先生でしょう??」
初兎「なら…!!なら尚更、どうしてそんな事…」
『興味本意ですよ。』
初兎「は、、??」
「不死身なんて、単純に気になるじゃないですか。どんなに痛め付けても生き返る時には元通りなんでしょう?意識を持ちながら徐々に再生するのか、気を失い、目覚めた時に全く新しい物として蘇るのか。」
ゾッとする。本当にこれは人間が考える事なんか、??
目の前がぼやける。今会話している人物はどんな顔やっけ。名前も思い出せない。混乱が治まらない。
ただ聞こえるのは、残酷な指令だけ。
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威風「ハァッ!!ハァ…!は、、、ぁ、はぁ、、、!ッぉ゛゛えっ」
何度も刺した。
毒を吸わせた。
殴った。
臓器を取り出した。
跡形も無くなぶったりもした。
威風「ぁあ゛っ、、、、は、、も、ぉわったん、、??」
生きてる。
初兎「…。」
僕は頷いた。
威風「そ、、か、!笑。おつかれ、!!メシでも、い…く、、?」
初兎「…あほか、、。」
息も絶え絶えの癖に。僕を見る度、身体が震える癖に。ホントは怖くて、逃げ出したい癖に。
威風「へ、へ、、。、ツレねー、…笑」
結論として、青凪威風は出来た傷がすぐ再生するタイプではなく、絶命した、もしくは絶命に近い状態から数分を掛けて再生する。
血にまみれた白い顔がだんだん綺麗になっていって、赤みを取り戻していく。
開いていた傷がゆっくりと塞がりだし、
だらんと脱力していた腕や脚が、ピクリと動き出す。
普段ならとても喜ばしい事やのに、なんで、、、なんでこんな事、、、、
考えれば考える程に辛い。疲れた。もう無理や。
ズルズルと足から力が抜け、その場にへたりこむ。
威風「ッはぁ、、、…おい!だいじょぶ、、か、、、」
ぽろ、、、
初兎「ぁ?」
僕、泣い、、
威風「…」
泣き止めや。そんな資格、僕には無いやろ。辛いのも疲れたのも全部コイツが感じるべき感情で、僕は…
威風「…ありがとな。お前は立派だよ、センセ。」
そう言って、青凪威風はふらつきながらも部屋を出ていった。
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威風「ハッ、ハッ、、、は、、、はぁ、、、」
左胸に手を当てれば、ドクドクと心臓の音が鳴る。
生きてる。大丈夫。生きてる。
初兎は良くやってくれた。俺やったら無理やもん。死人が起きる様見るとか、怖かったやろうなぁ、、、!!
何はともあれ、後でちゃんとお礼言わなな!!!
大丈夫。怖くない。大丈夫…。
『あぁあああああ゛あああ゛あああ゛あ゛ああ゛ああ゛ああああッ!!』
威風「ッ!!ぅぷ゛っ、、、!」
、アカン。トイレ…
幸い目の前に大きめなトイレがあった。急いで個室に駆け込み、ドアを閉める。
込み上げてくる吐き気。思い出したくない痛み。
威風「おぉ゛えっ゛ッ゛ッッ゛!!」
ビチャビチャビチャ!!!
怖い、怖い怖い怖い怖いこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい
モブ「おっおい!?すっげぇ音がしてるけどだいじょぶか!?!?」
いつの間にか人が来てたのか…
威風「だいじょぶっ、ですッ…!!笑。う゛っ、ちょ、二日酔いでっ!!笑。」
モブ「いやいやいや!絶対そんなんじゃ…!」
威風「いいか゛らッ゛!!!」
モブ「ビクッ」
威風「すんません、笑。ちょ、と、一人にしてもらっても…、、」
…ぁ、これむりだ。
フッッ
威風「ぅ゛…、、。」
ドサッ、。
コメント
2件
ちょっとその上司連れてきてください。私が4なない程度に56します。 さすがに興味本位でやるのは許せない 4なないからって人の命をなんだと思ってんだてめぇらって感じですね。🐇ちゃんも🤪くんもお疲れ様です……とりあえず私たちは🍣くんと抱き合って泣きましょう