テラーノベル
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「って、どうしたの雲雀、さっき言ってたけどさやっぱ体調悪いの?顔色悪いよ」
、まっずいッ、、
「…あ、えっ、とぉ~」
「・・・」
…やば、バレる、、怖くて奏斗の顔を視界に入れられない、、冷や汗が止まんないし、震える
「おーい雲雀?本当に大丈夫?」
「三人とも、もう始まりますよ!早く来てください!」
「あ、そうだった、二人とも行くよ」
「う、うん」
怖くてレッスンしている間も奏斗の顔を見れなかったし、ずっと上の空だった、、
「よし、今日のレッスンはおしまい、おつかれさまです、帰ってからも今日やったことを忘れないようにしてくださいね」
「「ありがとうございました」」
「ふぅ~終わったね、今日はどうする?どこか食べにいくの?」
「…ごめんセラ、僕と雲雀はちょっと予定が入ってるから無理だわ、」
「…あら、珍しいですね、、、それじゃあご飯は私達二人で行ってきますね」
「うん、いってらっしゃい」
「そんじゃ、僕らも帰ろっか」
「…お、おう、」
…気まずい、さっきからお互い喋んないし、顔も見ない、結局なんの会話もしてないし、奏斗はスマホを弄ってる、変化がないまま歩き続け気付けば駅に着いた、俺と奏斗は駅の方向が逆だ、だからここで解散になる
「…んじゃ、」
今までに無い、重い空気に耐えられなくなり、聞こえているか怪しいくらいの小さな言葉をはき逃げるように反対方向に歩き出そうとした、
「…まって、雲雀」
いきなりぐいっと腕を引っ張られた
「え?、な、なに、、」
「今日さ、僕ん家泊まんない?」
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