TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

炉留練習中

一覧ページ

「炉留練習中」のメインビジュアル

炉留練習中

2 - #2 彼女

♥

50

2023年02月05日

シェアするシェアする
報告する

彼女


思わず絶句した。彼女と知らない男が行為をしようとしていた。彼女の服が肌蹴ていた。男も上半身裸で2人抱き合っていた。

ね…ねぇ…嘘だよね…

彼女と男の視線が泳いでいた。そのまま黙り込んでいた。

服着てお前は帰って。

強くそう言い放ち男を睨んだ。急いで荷物を持ち家から出て行った。

で…彼奴誰?

彼女は怯えて俺を見詰めたままだった。

ねぇ。聞いてんの?

再びそう聞くと直ぐに白状した。初めからそう言えば良かったのに。何故直ぐに言わなかったのだろうか。俺には理解出来なかった。彼女が行っていたことについても。

あ…あのね…落ち着いてさ…聞いて…

は?さっさと言ってくれる?

彼女の話を遮った声が聞こえた。俺の声だった。

ぅ”…ぁ”……あの……彼の方から誘ってきて…ッ

視線を下げてそう呟く様に言った。誘われて行為行った?可笑しいだろ。

俺はずっと愛していたのに。

ねぇ。俺はずーっと…愛してたんだよ?

それなのに…ねぇ…。

肌蹴た彼女を上から睨んでみた。はっとしたのか自身の胸を腕で隠した。今更そんな必要無いだろ。

……ね…ごめんね…。

涙を零してそう謝っていた。謝るくらいなら浮気何てしなければ良かっただろうに、そう苛立って仕方がなかった。

その時にはもう考えるよりも身体が先に動いていた。パチンッと叩く音が静かな部屋に鳴り響いた。微笑したまま彼女の頬を叩いていた。

あ”ッ……。

痛みが酷く声が出せなかったようだ。

その後は数回に渡って彼女を叩く音が部屋に響いていた。

ね。もう…浮気しないよね。

その顔じゃあ、外にも出れないしね。

俺も叩き過ぎたようだった。彼女の頬は真っ赤に腫れていて、俺の手も腫れていた。

可哀想だった。彼女が。そう思い立ったオレは彼女を抱いて俺の部屋に連れ込んだ。

俺のベッドの上の散らかった物を床に落とし、彼女を優しく俺のベッドに置いた。

俺が、ずーっといるもんね。

何も要らないよね。

その後彼女は完全に俺の物となった。

loading

この作品はいかがでしたか?

50

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚