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🍷「お、きたきた。」
🧣「こんにちは。」
ワレモノが電話を終え、しばらくすると、黒いロングコート姿の女性がやってきた。
この人がワレモノの話していた“神について詳しい人”なのだろうか。
🦊「初めまして!!」
💭「どうも!!」
🌙「こんにちは〜。」
🧣「初めまして、俺はシロ、ワレモノさんには“神について詳しい人”って教えられてると思うけどそれ以外にもできることはいろいろあるから偏った情報だけを取り込まないでね。」
🍷「すまん。」
💭「了解です!」
🍯「シロちゃーーん!!よろしくね!!私は、はにけーき!!はにちゃんって呼んでね!」
🧣「はにちゃん、よろしくね。」
早速シロと友達になろうと歩み寄るはにけーき。
⚡️「あいつほんと積極的だよな。」
🌙「ね、いい事じゃん。」
🐸「ああいう人が友達たくさん作るんだろうな…。」
🍷「こいつがこの群衆を率いてるはるーって奴。」
🧣「ほお、はるー、ね。よろしく。」
👾「あ、よ、よろしくお願いします。」
早速呼び捨て…!?ちょっと怖いな。
あんまりそういうの気にしないタイプの人なのかな。
🍷「なんかこいつ、理由もわからずにこの世界に落とされたらしくてさ、そのまま何も知らずに冒険してきたらしいんだよ。」
🧣「うんうん。」
🍷「俺的にはどうせお前のよく言う、“神”がなんかやってんじゃないかなーって思うんだけど、お前的にはどう思う?」
🧣「あー、確かにぽいね。だから俺のこと呼んだの?」
🍷「そう。それ以外になんかあると思うか?」
🧣「いや、なるほどね。ところでさ、はるー。」
👾「ん、はい?」
なになに、ビックリした。
急にこっちに話飛ばしてくるじゃん。
🧣「ほんとに何も知らないの?」
👾「んーはい、本当に何も知らなくて。王様からも一切の情報を与えられずここまで来ました。」
🧣「そうなんだ、他のみんなは?」
⚡️「知らん。」
🕯「知らない。」
💭「私もわかんない…。」
🐸「知らないです。」
🫘「わからんな。」
🧣「そっか、なるほどね、ありがとう。」
🍷「んなことより、はやく神について教えてやってくれよ。」
🧣「…わかった、この世界にはね、“時空神”と“創造神”の2人の神が存在するの。」
💭「“時空神”と“創造神”…?」
🫘「2人もおるんかよ…。」
🧣「片方が“存在”を創り出して、片方が“時空”を操ってる、この2人が上手くバランスを保って世界が成り立ってる。」
🐸「ちょっと規模がデカすぎて何を言ってるのかわからん…。」
🌙「大丈夫、私もわからない。」
🐸「あぁ、マリさんも同レベルの脳だったんだね、よかった。」
🌙「は?」
🧣「2人の神は天界にいる、訪問したいのなら天界に行くしかない。」
💭「じゃあ今すぐ天界に行けばいいじゃん。」
🫘「せやな、行くか。」
🧣「待って、そう簡単に行ける場所じゃないよ。」
💭「行けないの…?」
🦊「どういうこと?」
🧣「天界に行くには特殊な魔法を使わないといけないの。」
💭「それだったら賢者のマナトに…、」
🧣「残念だけど、その魔法を覚えられるのはこの世界に一人しか居ないんだよね。」
⚡️「はぁ…。」
🫘「どんまいマナト。」
🌙「その一人って言うのは…?」
🧣「“くろばら”って名前だった気がする。唯一の大魔導師で、あの人に知らない魔法は存在しないって噂されるほどだよ。」
🕯「あー。」
🦊「あの人か〜…。」
🧣「知ってるの?」
🦊「まぁ一部では有名だからね。」
こいつらは知ってるのか。
🧣「とにかく、あの人をどうにか説得して魔法を使ってもらわないと、天界には行けないし、神にも会えないよ。」
🫘「なるほど、これは行くしかないな。」
🌙「でも、行ったところで本当に説得できるのかな…。」
💭「大丈夫!私たちならどうにかなるっしょ!」
🍯「なんとかノリで仲間にできたりしないかな。」
🧣「え、今からくろばらの所に行くの?」
🦊「もちろん!ね、はるーも行くでしょ?」
えぇ、また強引に……。
🦊「行かないの?」
👾「行くよ。」
🦊「だよね!」
あぁめんどくさい…、行きたくない。
🧣「そっか、だったら俺もついていく。」
🍷「え、まじで?」
🧣「うん、たぶんこの先、まだまだわからないこともあるだろうし、ワレモノも行くんでしょ?」
🍷「まぁ、そうだけど。」
🧣「じゃあ俺もついていくよ、何かしら役に立てると思うし。」
🌙「頼もしい…!!」
🕯「ワレモノさんとシロさんが同時に加わったことで、戦力も知力も備わったって感じか。」
🧣「そういうことだから、よろしくね、はるー。」
シロが仲間になった。
そしてこれから“くろばら”とやらの大魔導師のもとへ向かうことになった。
ワレモノ討伐を終えて、ほっと一息をつきたいところだったのに次から次へと物事が進む…。
もうちょっと休憩させてくれても良くなーい!?