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私の名前は矢島帆夏(やじまほのか)。
フェストに支える、主幹だ。因みに、主幹とは、組織内では、3、4番目の立場の人を指すそうだ。
叶未苗さんや鉄矢さん、その他のメンバーともようやく打ち解けてきた今日この頃、 最近習志野が帰ってきて、他の元構成員たちを思い返している。
習志野が帰ってきてから、藤宮と夏見も外の世界から戻ってきてくれて、懐かしさにも浸っている。
そういえばみんなには言っていなかったが、斎藤組にはまだまだ構成員がいたんだ。
私が3年目の時、我々は外の世界の極道と戦争を2回もしたんだ。
その極道は、漣(さざなみ)組と楠木(くすのき)組の2組だった。
やつらは、我々が女だからと舐めた態度で喧嘩を売ってきたから、もちろん叩きのめしたが、隙を付かれた姉貴たちが命を落としてしまった。
死因は全て、強姦によるものだった。
その犠牲となったのは、唐洲景子(からすきょうこ)の姉貴、名原涼華(なはらすずか)の姉貴、大宮香月(おおみやかづき)、会塚園華(あいづかそのか)が被害を受けてしまった。
彼女らは、私ら女が見ても惚れてしまうほど端子端麗な人たちだった。それぞれ、顔の整り方、メイク、スタイル、動き、歩き方、それぞれに素晴らしさがあった。
だが、相手が男だったこともあり、その4人は普通に夜道を歩いてただけなのにそういった被害を4度も受けてしまった。
結局漣組は、唐洲の姉貴、大宮、会塚が壊滅させ、楠木組は、坂村の姉貴、影山、私、御子戸で壊滅させてのだ。
4人の無念を乗せ、最後は坂村の姉貴が、ロングナイフを組長に突き刺してたな。今思うと、やつらは連合軍だったのかも知れんがな。
そんな彼女ら4人の得物は、唐洲の姉貴はチャカ、名原の姉貴は速攻攻撃、大宮は関節技、会塚は小型チェンソーだった。
名原の姉貴に関しては、幻想郷で拉致強姦を受けてその報復で仇を打ったが、他3人は外の世界に出張したら、その次の楠木組にやられてしまった。
苦い記憶だが、正直、ここまで生きてこれて、なんなら後輩たちにも恵まれて、私は幸せだと思っている。
そういえば、こないだ外の世界にいる高島(たかしま)から連絡があって、全員で幻想郷に帰ってくるとのことだ。
因みに、高島は私の1ヶ月前に入ってた同期だ。高島心音(たかしましおん)、元々得物はドスだったが、名原の姉貴の肩身の小型チェンソーを相棒に戦っている。
まぁ、小型チェンソーって言ってもバッテリー式だから、1日2、3個は持ち歩かないときついけどな。
さあ、またフェストが賑やかになるぞー!