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ある夏の日、

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ある夏の日、

2 - #2 結

♥

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2024年11月04日

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sha「そう!…ほら、人を好きになるってこと!」



夕日に照らされながら

満面の笑みで俺に言う。



rb「好き…か。」




どこかで聞いたことがある。


人を好きになると


心臓が激しく鼓動する。

そして、


ずっとその人と一緒に居たい。

離れないで欲しい。


と思うようになるとか。




sha「…恋って悲しい時もあるし、嬉しいときもあるやろ?やから色んな感情知れるんちゃうか!」



rb「…そうなん?」



sha「せや?…よし決まったな!お前は恋愛するっつーことで…!」



rb「…ありがとう」



俺は一言感謝を告げ、

次に何か言われるのを待った。



sha「んなもんええんやで!、じゃあ俺の未練もな!」


rb「…せやな。…そういや死んだのって魔神戦争の時やんな」



大勢の人間がこの世から去り、

大切なものを失ったあの夏。



sha「……、懐かしいなぁ…」



少し暗い顔をしている



sha「でもさ…あんな宇宙までも巻き込んだ大規模な戦争が起きても、ここまで文明開化して街を作り上げた人類って…めちゃくちゃ有能じゃね?」



顔を瞬時に切り替えて

元気そうな声で俺に聞く



rb「確かに…。」



何もかも壊されても

もう一度立ち上がるのが

人というものなのだろう。



sha「俺だったら諦めてそこでゲームオーバーするわ。」


rb「俺も。」



もう死んでるから2人ともゲームオーバーしてるんだけど。



sha「とりあえずさ!旅にいこうや!」


rb「旅?」


sha「お前は感情を探して…俺は未練を探す旅。どうや?楽しそうやろ」



ニヤリと笑い、

俺の目の前まで手を差し伸べてくる



rb「…」



無意識にもその手をとってしまった。

ほんと、何も考えずに。



rb「ぁ、」



どうしてか…。


遠い遠い、すごく、昔の記憶が…。


…まあいい。





sha「じゃあ行こーぜ!デート!」


rb「…」



でーと…?





行くのは旅じゃないん?



つかでーとって…?



sha「…知らんのか。」


rb「知らん」



sha「…じゃぁ…、遊園地や!!」



ゆうえんち…。



訳の分からない言語を言われる


俺ら同じ時代に生まれたよな…?


まぁ、この神社から出たことないししゃーないか。


いくら考えても仕方の無いことだろう



rb「そこに行くん?」


sha「せやで!」



空中でシャオロンに腕を引っ張られる。



rb「……」











sha「ここ!」



rb「なんこの字、読めへん…」



門のような所に大きく

なにかが書いてある。



sha「神のくせにアタマ悪いんやな」


rb「…」


もっかい死なせたろか



sha「とりあえずはいろーや!」


rb「…人間じゃないけど」


そう口にした瞬間、


sha「姿見せるくらいできるやろ?」



全てを見透かしたかのような

腹が立つ顔をされる


rb「…はぁ。」



一息ため息をついてから

目を閉じる



パチン…



中指と親指で音を鳴らした瞬間、

目の前が一瞬白くなる



sha「ぉお~っ!ほんまに浮けなくなったすげえ!」


rb「これ半日までしか使えへんねん。…それまでに行けるん?」


そして半日、戻せない。


sha「…半日、かぁ…。…、」


sha「…まぁいけるっしょ!、最初はジェットコースター!!」



じぇ…、?




流されるがままに連れていかれる





ガシャ…


椅子のようなものに座ると

体を固定される


rb「…な、なんやこれ。拘束されてるんやけど…。」


sha「これ付けなかったら人間即死すんねん」


rb「どういう…」



質問をしようとした瞬間、

急に動き出した。



速い。


風が横を通り抜けていく



sha「ふぅ~~!!」



両手を上にあげて

大声を出しながら楽しんでいる



rb「ぅ”…、、、」



あかん酔ってきた


慣れないことをして体が拒否反応を出してしまったのだろう…。







sha「おぃロボロ大丈夫かぁ〜?」


rb「ぅ”…おぇ”…」



シャオロンは俺の肩をかかえて

ジェットコースターの付近からトイレの近くまで移動する


人間の体って不便やな…。



sha「ほら…、吐いてき?」



心配するような声色で俺に言う



rb「…、、」



フラフラと揺れる体を頑張って抑えながら

男子トイレまで行き、



rb「ぅ”…、ぉえ”ぇ……」



すべてリバースしてしまった。



sha「うぉ、めっちゃ出たな~。ウケる。…じゃ、次は観覧車でも行くか!」



…これを見てもまた地獄を味わせるのか?

鬼なのか?



そう思っている俺を気にもせず、

手首を引っ張り思い切り走っていった。



rb「ぁ”〜ー…、調子狂うわほんま…。」


















rb「…なんやこれ…」



個室がゆっくり回転している…?



sha「ええから!はよ乗ろ!」



これが観覧車というものだろうか。




「どうぞ〜。」


知らない人間に手を指される



なにもかも分からないまま

むりやり乗せられる



rb「せま…、これなんなん…?」


どんどん上へと登っていく。

地面からの距離も遠くなってきた


sha「…知っとるか?この観覧車な?頂上でキスした2人は永遠に結ばれるって噂あるんやで」



なんやそれ

キスとか恋愛とか…

変わったな。


昔は許嫁とかデキ婚とかばっかやったのに。



rb「へ〜…、それほんまなん?」


sha「…やった事ないからわからへん。ぉ、!下見てみ!めっちゃ高い」



rb「ほんまや。人間ちっさく見えるな」



だろ?

と言わんばかりに

近くで共に窓の外を眺めている



チラっと瞳だけシャオロンの方へと動かす。


…近。



sha「みて!あれ凄ない?あれも人間が作ったんやで!」



…元気やな~



sha「……」



目がバッチリと合う。


…近。(2度目)





ちゅ…



rb「…」



シャオロンにキスをされる


今のキス…なにか意味があるのか?



sha「…今ちょうど頂上やからさ。俺ら結ばれるってな!、はは。」



rb「…はい。」



シャオロンの手と俺の手を

絡ませて、

手を繋いだ



sha「…え、えなにしてんの」


rb「…?、結ばれるんちゃうん?」



sha「…ぁ”ー、そういう?…、、んふは…w」


rb「なんやコラ」



煽るように笑われ少々腹が立つ




まぁ、いいや


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