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tg視点




tg まぜたん、俺ね……怖いんだ

静かな病室の中、ちぐはかすれた声でそう呟いた。

病気について話した翌日、ちぐの体調が急変して、俺はすぐに病院へ駆けつけた。慌ただしく処置が進められ、どうにか容態は安定したものの、こうして目の前にいるちぐは、まるで別人みたいに弱々しかった。

mz ちぐ……痛いのか?

tg ううん、痛くはないよ、でも……

ちぐは天井を見つめたまま、寂しそうに笑った。

tg 朝起きたときね、もし目を開けられなかったらどうしようって思うんだ。

tg まぜたんと話した昨日が最後の夜だったらって……考えたら、めちゃくちゃ怖くて。

ちぐの声が震えていた。いつも明るくて、笑顔を絶やさないアイツが、こんなに怯えている。

mz 俺は、ちぐが怖がるのを見てるほうが怖い

俺はそう言って、そっとちぐの手を握った。ちぐの手は、俺の手よりもずっと小さくて、細くて、頼りなかった。

tg まぜたん……

mz 俺はお前と一緒にいる、お前がどれだけ不安でも、どれだけ泣いても、俺はここにいる

ちぐの目に、涙が溜まっていくのがわかった。

mz だから……怖くてもいい。泣いてもいい。でも、一人だなんて思うなよ。

ちぐの手が、そっと俺の手を握り返した。その力は弱々しいけれど、確かに俺を求めていた。

tg まぜたん……ほんとに優しいね

mz お前にだけ、特別にな

ちぐは少し驚いたような顔をしたあと、ふっと微笑んだ。

tg ……ずるいよ、そんなのw

涙を浮かべながらも、ちぐは笑っていた。その笑顔が、俺にとって何よりも大切なものだった。

mz(俺は絶対にちぐを独りにしない、たとえ、どんな未来が待っていようとも)

俺たちの「さよならの練習」は、まだ終わらない。けれど、俺はその先の未来を信じている。ちぐと一緒に生きる未来を___。



♡➡︎➡︎たくさん溜まったら!

君が笑う、その理由を知らないまま

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えっ…続きが楽しみ!( ˶>ᴗ<˶)ワクワク

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