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北side

侑「そっすか、」

え、。思ったよりも呆気なかった。もっと罵ったり蔑まれるものとばかり思っていたのに。


侑side

訳が、、、分からなかった。え、?俺は今何を聞いている?目の前にいるのは本当にあの北信介なのか?

“ちゃんと”やっていた人はいつの間にか居なくなっていた。想像を絶する程の環境だったと今気づく。俺はなんと言えば正解なのだろう。いや多分言ってはいけない。何か言葉をいえばこの人自体を否定してしまうことになる。心の中にあるこの気持ちは何なのだろう。怖気?寒心?激昂?違う。どれも違う。

侑「そっすか、」

自分でも驚くほど素っ気ない言葉だった。でも多分この人気づいてないんやろな。話してるときめっちゃ泣きそうな顔してんで?そんな顔されてあきれるも罵るも出来るかい。でもなんやろな。この人のそんな顔はもう見たくない。俺だったらそんな顔させんのに、、。ん、、?俺だったら、?え、俺北さんのこと好きなん?はぁ?何で!?まさかあの風邪ひいて梅干し貰った時!?単純か!!いや俺単純過ぎるわ!!!アホか!!まぁ好きなもん俺が野放しする訳ないし?漬け込むようであんま好きやないけどまぁ。

捕まえちゃお♡

侑「あの北さんってクズが好きなんすか」

北「なんや急に。まぁせやな。」

やっぱなんかイメージ違いー。そんなん絶対昔なら言わんかったやん。まぁでもちょうどええなぁ。


侑「ならめっちゃクズな奴紹介しましょうか?」

北「いや、ええよ。自分で何とかするから。」

侑「何とか出来てないからここにおるんでしょ〜?」

北「ッッ」

侑「遠慮せんでもええんですよ」

北「、、なら頼むわ、」

侑「俺です」

北「????」

侑「こいつ何言ってるん?みたいな顔やめてくれません?俺クズってよぉ言われるし。これ知ってるの俺だけやし。ちょうどええんや無いですか?あぁバレーの事なら心配せんでもちゃんとやるし、皆を黙らせるくらいは出来ますよ?ほらぁええでしょ?」

北「いや、でも。」

侑「ほら。なんも言い返せないでしょ?じゃあ決定で。あぁ明日からここに帰ってきて下さいね。あと前のゴミとは縁切って下さいね。」

北「わか、った。」


よっしゃぁぁぁ!!!決まったぁ!これでこの人は俺のもんや!!ナイスサーブや俺!!後は警戒心解けば俺の勝ちやな。待っといてな。俺の大事な北さん♡

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