TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する





向かいに座っているのは、もとき




ホットケーキを目の前にして、

じっと睨んでいた。







大森「……はやくたべたい、。」







小さな声でぼそっと呟く








月城「熱いからもうちょっと待とうね」








大森「…..うん。わかってる」






そう言って、

フォークをぎゅっと握りしめながら、

必死に我慢してる。









でも目はずっとホットケーキ見てるし、

手をそわそわさせ、

膝をぴくぴくさせてる。









月城「ねぇ、そんなに見たらもっと食べたくなっちゃうよ?」









大森「うん…、」








大森「ぼくいま….、がまんしてるから….っ」









ほっぺをぷくっと膨らませながら言うもとき。











________________________








ずっとぷくぷく顔で

ホットケーキを睨み続ける。







両手でフォークをぎゅっと持ったまま

足をぴくぴくさせ必死に耐えている。








ふと、こっちを見ると

潤んだ目で上目遣いをしながら、






大森「ねぇ、もう、いい、?」







大森「もうっ、がまんできないっ、。」







少し震える声。








にこって笑って、「いいよ」って答えたら

顔をぱぁっと明るく輝かせ、







嬉しそうにホットケーキをすくった。








大森「いただきますっ!」








ひとくち食べた瞬間、ほっぺたに

ほんのりピンクがさして、

ふわぁっととろける笑顔になる。








大森「んぅ、しあわせっ…」






ぼそっと呟いて、

ときどきこっちをチラチラ見てくる。







大森「…、たべる?」








大森「ぼくの、あーんしてあげよっか、?」








end.





🥞🍴





short story collection.

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

65

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚