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空は青春を楽しみたい
第一話:大切な人
原作:望雨くるみ
原案:りたん
「いってくるね」あなたのロングヘアが風で揺れていた。なんだか寂しいようなもうどこかへ行ってしまうような感じがした。「帰ってくるの?」ふと聞いてしまった。その質問に彼女は答えた。「うんっ!」その日を境にもうどこかへ消えてしまった。
3年後
鏡を見つめる。そこには私の顔がある。「いー!」と変な顔をしてみる。なんだか勇気が湧いてきた。「お姉ちゃんと同じ歳になったよ」玄関で靴を履く。そして行く。「いってきます」玄関の棚の上に写真がある。そこにはかつての笑顔の姉、梨沙と私、空が写っていた。
「青山さん!」なになになに?!いきなり学校初日から先生に呼ばれた。入学式が終わった後だった。教室な静かな空気が流れる。「リボンがないぞ」はいぃぃぃ?!そんなの全生徒の前で言う。「はっはい。」初日から失敗した。私の印象=リボン忘れるバカブス女になっちゃったではないか?!完全にオワタ。その時、「あっ」ツインテールのギャルみたいな子が私の近くにやってきた。なになになに!いきなりあんたダサかったよ〜、なんて言われたくない!「ねぇねぇ〜きみ、初日からリボン忘れるなんて笑えるんだけど〜」くぅぅぅ!つらい。続けて彼女は言った。「私が助けたあげるよ〜ん」変な子が来たんですけど?!何を言い出すと思えば!「どういうこと?」と聞く。すると窓からリボンがひらひらと入ってきた。えっこんな奇跡あるの?!と思いつつ彼女はいった「他校生のとった⭐︎!」「えっ、どうやって?!」私は聞いた。そして彼女は答えた。「だってここは超容量の子が集まったがっこうじゃん!」そそそそそうか!忘れていたぞ!私はたしか・・・「出席番号隣だしね〜」それなんの関係があるの?!「でっ、さ〜君の能力見せてよ!」えっ、体が固まった。だって、だって、私のお姉ちゃんはその能力のせいでいなくなったのに。ツインテの子がキラキラとした目で見てくる。埼玉こちらを見ていた。私はあまりにも目線が怖くて手から水を出した。その水は手から空中を舞い、床へクルクルと落ちた。まるで水が個体のように。「すっすごい!」ツインテの子が驚いている。その様子をこの先出会う友達もみていたのだった。