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#すれ違い
ruruha
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あまれな
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最終回、読んでいただけたでしょうか
ああ、ここで来たか…!圭に「悠斗は右利きなのに左手にカッター持ってた」って気づかせる流れ、綺麗に伏線回収してきましたね。雫が単独で圭のところに行って、噂に流されてる友達を真っ向から説得するところ、すごく良かった。ちゃんと悠斗の優しさを信じて動いてるのが伝わってくる。あと、悠斗が「雫が犠牲になるなんてダメだ」って言い張るのも、彼の不器用な優しさが出てて切なかった。視点が第三者に切り替わったのも効果的でした。続き、読ませてください。
雫は、毎日僕の元へ来てくれた。その度に僕の心は少し楽になれた。だけど、その度に苦しくなる。
「圭、。また、話したい、な」
圭は、僕から離れていった。表面上の噂に流されて。なんとか誤解を解きたいけど、もう、彼と話す手段が残ってない。
「悠斗。どうしたの?」
「圭と、もう一度話したいんだ。」
「圭、。立花くん?」
「うん。けど、圭は、僕が彼女を傷つけたって信じてるんだ。だから僕たちは、友達どころか、すごく距離ができた。だから、誤解を解きたくても解けないんだ」
すると、雫が思いついたように言った。
「ー証拠があれば信じてくれる、よね。あ、そうだ」
「どうしたの?」
「私がいじめられてるのを録音もしくは録画して、それを公開したら、みんな信じてくれるよ!」
「ーそれはダメ!」
「なんで?それしかないと思うよ」
「ー。僕のために雫が犠牲になることなんかない。殴られる役、僕がやる。その方が信用される。」
そう、僕のために彼女が痛い思いをする必要がない。
「ーなら、少しだけ待ってて。」
「ーえ?」
そう言って彼女は、走って病室を出ていった。
ーどうすればいいんだろうか。
ここから第三者目線で行きます。
雫は、圭の家に向かっていた。彼ならわかってくれると信じてたから。
「こんにちは、圭!」
その声に圭が出てきた。
「ん?あ、雫。どうした?」
「悠斗のことだよ」
「あぁ、あいつのことか。あいつがどうした」
興味なさそうに圭は冷たく言った。
「何、圭。噂に流されてるの?」
「噂じゃないだろ。実際にライは腕から血を流してて、悠斗はカッターを持ってた!あの状況をどう見たら悠斗がやってないってなるんだよ!」
「なんであなたは悠斗を信じないの!?中学の時からの友達を、なんで信じないの!?」
「なんでも何も!状況がそうだったから、!」
「上っ面だけで判断しないでよ!真実はわからないじゃない!それに、あの優しい悠斗が、人を傷つけるわけがないでしょ!それは、圭が一番わかってるでしょ!?」
その言葉に圭はハッとした。確かにあの優しい悠斗が人を傷つけるわけがない。そんなことしたら、速攻で謝るはず。彼ならそうする。でも、あの時はしていなかった。それどころか、カッターを持つ手が、!
「確かに、そうかもしれない。そういえば、改めてあの時を思い出したら、おかしな点があった」
「何?」
「悠斗って右利きだよな?」
「うん、そうだね」
「あの時、悠斗はー。左手にカッターを持っていた。」
「え!?」
「間違いない、あの時は気づかなかったけど、間違いなく左手にカッターを持ってた。それならおかしい。なんで利き手に持ってなかったんだ?」
それは、すごく重要な証言だった。悠斗がやってないっていう大きな証拠だ。
「そういえば、悠斗が待ってるよ。ずっと圭と話したいって言ってる。早く行こうよ」
「行って、いいのか?俺は自分から圭から離れた。それなのに、行ってもいいのか?」
「いいか悪いかじゃない。行くしかないんだよ。あなたが味方になってくれたら、みんなの誤解を解けるから!」
そうして二人は、悠斗の元へ走って向かった。