昨日投稿できなくてすみませんでした
その訳を、今回は物語にして伝えます
※ 感情表現?自己表現かは分からないんですけど、自分の事や気持ちを人に伝えるのが苦手でして
主人公は勿論tg.です
どうぞ
頼れる人でも涙する
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〜体育祭準備、練習終了〜
この後、2年生は学級対抗リレーの練習をするので残ってください
ak. えーダルいってぇ…
pr. まぁしゃないわな
pr. 俺ら2年は、1回は全校体育ん時に走れたのに雨で中止、体育館での入退場練習だけになって、本番でしか走れへんくなったんやから
ak. そうだけどぉ…
ak. なんであの時雨降ったのぉぉ!
mz. うるせぇ
ak. まぜちぃぃ
mz. 殴るぞ
ak. ごめんってw
mob. ごめんtg.君、今日だけ休みの人の所代わりに走っていいって許可出たから代わりに6走目走ってくれない?
tg. え、…あ、あぁ分かった
mob. ありがと!
mob. 2組のAチームとBチーム別れてー
mob. そしたら奇数偶数にも別れて
mob. Aの奇数右、偶数左
mob. Bも一緒ね
tg. 俺は先に6走目走らないとだからBの偶数か…
tg. 元々の場所がBの最後側で良かった…
それでは___
onnyama-ku
set
パァァンッ(ピストル
ダッ(1走目が走り出す
tg. あぁ…もう6まで来る…
kt. tg.ー!
tg. ナイスkt.!
tg. タッタッタッ
tg. ハァッハァッ
俺は無我夢中に走った
俺のスタートは偶数の方…所謂本部テント前からスタートした
1走目のスタート場所は奇数側…即ち団テント側がスタート地点だ
そして俺は奇数の所までやってきた
だが、
tg. ハァッハァッあれッ?
そこに味方の姿はなく、敵チームの3人しか準備していなかった
味方は誰も走る感じじゃなかったので、仕方なく俺が1周走る事に…
tg. なんでッ
もうよろけそうで…それでも走った
そんな時…
??? tg.ー!!
俺の名前が叫ばれた
応援歌と思ったら…
??? 遅いッ!
「遅い」…その一言だけ…
最悪だった…
ふと影が目に入る
すると敵の3人の内1人がほぼ真後ろで
距離を離さないといけないと思って
そこで全力を使い果たしてしまった
次の人にバトンを繋ぐ
本当は此処で息を整えて休憩をしたい
だが俺はまだ自分の所を走っていなかったので、走って自分の所まで行って、ビブスを次の人渡した
tg. ハァッ…ハァッ…
息上がるだけ
俺にはどうしようも無い
まだ息も整っていないのに、俺の番が回ってきた…
tg. (ここを走りきったら休めるッ
tg. (ここを走りきったらッ
自分にご褒美が待ってると言わんばかりにそう言い聞かせていた
at. tg.ッ
at.君から俺にバトンが繋がれる
でも俺の体力はもう限界
それでも走らなくては行けない
あと一人…
そいつを抜かせばワンチャンの確率で勝てる…だから思い切って走っていた
でも…
tg. ヨロッ
体がよろける…
バレないように…
体を動かす事に集中する
なんとか次の人に渡せた
結局前の1人は距離が開きすぎていたので抜かせなかったが、俺のチームには足の速い人が後2人残ってる
その2人で終わりだ
だからその2人に俺は託した
結果は負け
俺は上がった息をどうにか整えようとする
だが息は上がり続けるばかりで
なかなか落ち着かない
俺は1周半走らされたのに…誰も労りの声を掛けてはくれなかった…
悲しかったが泣いてる暇は無い
俺は頑張って息を整えようとし、その場に座った
皆も座っていたので、誰も俺の存在には気付かないだろう
先生の話が続く中、1人が声を掛けてきた
at. tg.、大丈夫か?
そう、at.君が俺に声を掛けてきたのだ
tg. 大丈夫…
俺は嘘をついた
心配させたくない
迷惑かけたくない
その想いがあってこその嘘をついた
でも
at. 大丈夫な訳ないだろ…
at.君にはお見通しだったようだ
at. ごめんな、間に合わなくて…
tg. 大丈夫…
また「大丈夫」
そう答える
恐らく、at.が4走目を代わりに走って、7走目も代わりで走る事になっていたのだろうが…謝る必要はないと思った
そりゃ間に合う訳ない
でも、
俺はちょっとそれが嫌で…
だけど期限を悪くはしなかった
呼吸がキツくなってきたから…
まだ話が終わっていないのに、at.君が俺を連れて行こうとする
tg. 本当に大丈夫だから
tg. それに、せめてもう少し待って…
at. …分かった
kisyomob. 先生〜w
kisyomob. 私1回も走ってなーいw
kisyomob. ま、私が走ってたら全員抜いてたけどね♡w
1組でBチームの女が言う
それを聞いてしまった俺は
酷く気分が落ちた
それと同時に怒りで満ちた
ソイツは空手部
たかが空手部如きでイキがって…
俺はお前なんかに負ける訳ないって思った
at.君はそれを聞いていて、俺をすぐさま連れていった
at. tg.が頑張ってるの、俺は知ってる
at. 俺が間に合わなかった時、味方が居なくてtg.が困惑してた時胸が痛かった
at. 俺がもっと頑張って走って戻ってれば良かったなって…
at. ごめんな
at. 俺はtg.が1周半走ってたのが心配だったよ
at. カーブのタイミングで倒れてしまうかもしれないって思ってばかりで…
tg. ポロッ
涙が出た
初めて言われて
俺の事を見てくれてるんだって
実感して
安心して
at. え、?なんかあった?大丈夫?
tg. ごめん…ポロポロ
tg. なんか…止まらなくて
at. そうか…ちょっと場所変えようか
tg. コク
唯、頷く事しか出来なかった…
at. ここなら大丈夫かな
at.君は俺の背中をそっと摩り続けている
そのお陰で、少しは落ち着きを取り戻して来ていた
at. 何があったか、ちゃんと教えてくれる?
at. ゆっくりでいいから…ね?
tg. ポロポロ
tg. うんッポロポロ
俺は深呼吸をしてから言葉を続けた
そして、泣いてしまった原因でありそうな事を1から全部話した
at. そっか…本当にごめんな
at. 俺がッちゃんとしてなかったからッ
at. ごめんッごめんなッtg.ッ
何故か謝るat.君
tg. 謝らないで?at.君は悪くないよ
at. tg.…
at. ありがとう…
そう言ってat.君は俺を抱き締める
練習が終わってから、先生が6人来て、at.君と同じように俺を抱き締めた
そしてクラスや他クラスの皆は何食わぬ顔で移動してきた
at. tg.、場所を変えようか
tg. コクコク
クラスで優しくしてくれるのは1人だけ
先生は少人数が優しくしてくれる
俺の事を分かってくれる
❦ℯꫛᎴ❧
※ 分からなかった方はすみません
コメント
3件
え、これがリアルであった訳ですか…? ちょっと其奴らを許すことはできないかもですね
本格的過ぎる!上手✨👏