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家庭環境も壊れていくなか、私の心も壊れていった。
私は昔っからそうだった。弱気で自信がなくて。
発言することが怖かった。だから、友達ができないことが多かった。
いつも慣れるのはみんなより遅れてからだった。
こんな性格だからこそ私は傷つきやすかった。
私は体も弱かった。生まれる前から心臓の動きが悪かったり、喘息など持病をかかえて生まれてきた。
そのせいで私は、みんなと同じように運動ができなかった。
少し走っただけでも息があがって、胸が痛くなる。息ができなくて、苦しくて苦しくて。
そんな自分が嫌だった。
なんで、みんなと同じことができないの。
なんで、私は持病を持っているの。
なんで、私は何もできないの。
ただ、自分を責めることしかできなかった。
そして、中学一年生のある日私の心は壊れた。
笑わないことが増えた。体育も休むことが多くなった。
体育をしたくなかった。体育をすることで現実を突きつけられているような気になるから。
そして、私は体育に行く前の移動中泣いてしまった。ただ、つらかった。みんなと同じことがてきないことが悔しかった。
どうして、私はできないのか。
どうして、私はこんな体なのか。
誰も悪くない。仕方のないことだとわかっていても悔しくて仕方がなかった。
それから、私は保健室で休んだ。先生も来てくれて。
ずっと、私の背中をさすってくれた。
嬉しかった。
こんなにも優しい先生がいるんだって。
だから、私は決めた。頑張ろうって。
みんなまではいかないかもしれないけど、もっと今まで以上に頑張ろうって。
それから、私は体育を休むことをやめた。
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やばい、思い出して泣きそうw