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それからというもの、先生が可愛くて仕方ない。優しくて。いつも笑顔で。
私の吹奏楽の定期演奏会にも来てくれて。
でも、やっぱり私の中に引っかかるものがある。
数年前
「やぁーだ!!スカートやだぁ!」
私は昔からスカートやおしゃれを嫌った。
「ほら?スカート可愛いよ?」
「やだぁ!!可愛くない!!ズボンがいいもん!」
ズボンばかり履いて。女の子らしい姿が嫌いだった。
それから、私はまともに恋愛ができない。
好きになる人はいつも女の人。男の人を好きなれなくなっていった。
その時見つけたのが、『性同一性障害』という障害だった。
当てはまることばかりで。私の本当の姿だった。
だけど、友達の前で『僕ね!』って言うといつも気持ち悪がられる。
それから、私は私のことを『僕』と呼ばなくなった。
だから、『先生が好き』だなんて言えるわけ無い。友達に一度バレかけたが、なんとか耐えきった。
いつになったら、あなたに『好き』と言えるかな。『大好き』っていうこと。沢山伝えたいのに。
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これが本当の僕です。
やっぱ、受け入れてもらえないかな、?