(ฅдฅ*)コン… ฅ(•д•*ฅ)チャー♪
みんみん蝉です!!
さっとり⤴ーぬ♪美味しい美味しいさっとり⤴ーぬ♪
うへへ、デートですよぉ〜♪
本格的なさとりーぬに…ぐへへへ
あ、ニヤニヤが止まらないwww作者がにやけてどーすんのよぉ〜♪
それでは本編へ〜♪
─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─
夕飯を作って食べて寝ようとした時、ころ兄がまた和室の押し入れにやって来た。また蹴られるんじゃないか…?と心配になったが、ころ兄がスマホを持っていて、驚きの内容を伝える。
💙「莉犬くん…学校登校禁止処分になったんだって…」
❤「学校登校禁止処分…?」
💙「要するに登校するなって事みたい」
なんでそんな急に…?俺が頭の中にはてなマークを沢山浮かべていると、るぅ兄も和室にやって来た。
💛「さとみくんとキスしたんですよね?その映像がSNSに拡散されているんですよ。さとみくんが彼女を寝取ったと言う理由で拡散された様ですが、莉犬は莉犬で寝取られる方も悪い、と言う事で学校まで連絡が行ったんですよ。それで風紀委員直々に処分が下されたんですよ。一応、出席停止扱いなので家には居てくださいね」
る、るぅ兄…今日はやけに饒舌だ…。ころ兄は普通そうな顔をしてるけど…。
💛「ああ、それと莉犬にはこれを届けに来たんですよ」
そう言って手紙みたいなのを俺に渡す。誰からだろう?裏表には名前の表記は無く、匿名になっていた。手紙の封筒を開封して肝心の中身を取り出す。手紙はさとみくんからだった。嬉しくて思わず尻尾を降ってしまう。
それを見ていたのか、ころ兄は何故か温かい眼差しをしていて、るぅ兄は少しだけ顔を曇らせた。
内容は『莉犬〜?俺さ、登校禁止処分喰らって暇なんだわ(笑)そんで、多分莉犬も俺と同じのを喰らってる筈だよな?だったらさ、明日2人で遊びに行かん?遊びに行けそうだったら、6時半に俺ん家の玄関口に集合な。じゃあまた明日〜』と言うなんともさとみくんらしい文章だった。
こう見ると意外と俺より字が綺麗かも…?書道でもやってるのかな?
ふふっ、明日が楽しみだ。
俺が1人押し入れの中でにやけていると、ころ兄は
💙「僕眠いから寝るねー。おやすみンゴ」
と言って和室を出て行った。でもるぅ兄は残っていて俺に近づく。
前の事があったから少し警戒していると、俺の耳元でこう囁く。
💛「遊びに行くのはいいですが、風紀委員からの監視がある事をお忘れなく。こちらは常に監視されていると思ってください。それと、カバンの中身は入念に余計な物が入っていないか確認して下さい」
え…?監視?風紀委員の?どういう事?
るぅ兄はすっと俺の耳元から離れると、
💛「それではお休みなさい」
とだけ残して和室を出て行った。
狭い和室にポツンと俺だけ取り残された感じがしたけれど、明日の事がすごく楽しみ。
あ、薬飲まなきゃ。後…1年しか無いから、存分に今を楽しまなきゃ。
俺は薬の袋を引っ張り出して、ペットボトルの水と一緒に飲み込む。うげぇ…にが…
昔は苦いとか思わなかったのに…?俺はまだまだ子供だな…。
俺は和室の電気を消して押し入れに潜り込む。襖をゆっくり閉めて、薄い掛け布団を被り、天井を見つめる。そして今日の事を振り返る。
今日は色々あったなぁ…。学校で男子生徒集団に強姦されて、さとみくんのお部屋でさとみくんとキスを沢山して、それからるぅ兄にはディープキスされて、ころ兄は無意識に俺を蹴って、でもころ兄と和解して、和室にころ兄とるぅ兄がやって来て、登校停止処分の話をしてそれから…さとみくんとでぇと………//////
枕元に置いてあった腕時計のアラームが寝る時間を知らせてくれる。そろそろ寝るか。決められた時間以外に寝るとまたお医者さんに怒られちゃうんだよねー。
まぁ、それも後1年かぁ…。
放って置いて、寝よう。おやすみ……
あ〜さだ〜。腕時計のアラームが今度は起きる時間を知らせてくれる。うーん、監視されてるんだったよね、確か風紀委員に。
なら、これとーあれとーそれとーで、よしっ!少しは秋っぽい服にはなっているだろう。それからさとみくんから貰ったマフラーも巻いて、(100均産の)カバンに(100均で買った安い)財布と(100均で買ったこれまた安い)ハンカチを適当に詰める。
あ、そう言えばカバンは入念にチェックしろって言っていたな。余計な物が無いかの確認の筈。
ガサゴソとカバンの中身を隅々まで確認すると、小型のカメラの付いた機械みたいなのが出てきた。腕時計とかもこんなのがあるのかな?まだまだ時間は沢山あるし、少し分解してみよう。
案の定、今度は小型の録音機みたいなのを見つけ出した。これ、どうしよう…?なんか、学校で読んだサスペンス小説だと、この展開ではGPSなる位置情報が分かる機能が付いている。まさか…ねぇ?
俺はこの小型の機械たちをそっとビニール袋に包み、1度ポストの中に入れる。
そこからダッシュでころ兄の部屋に行き、すまほを貸してもらう。らいんを開いてさとみくんにメッセージを送る。すまほなんて触った事が無いから、ころ兄に俺の伝えたい事を打ち込んでもらう。するとすぐに既読?が付いてさとみくんも色々確認するみたいだ。暫く待って返信が来たので、ころ兄と2人で画面を覗き込む。さとみくんの中身には入ってなかったぽい。
そうなんだと、思いながらころ兄に『お土産買ってくるね』と伝える。とても嬉しそうにしていた。もちろんるぅ兄の分も!!
待ち合わせの時間になり、外に出る。今日はいつもより暖かかった。
すぐに莉犬が家から飛び出してきて、俺の胸に飛び込んでくる。頭を胸に押し当ててぐりぐりしていてなんか本物の犬みたいで可愛い。
❤「えへへ〜////さとみくんだぁ〜///」
今日はデレ期が来たのかな?
そんぐらいの破壊力の凄まじい笑顔で俺を見上げる。思わず、(可愛過ぎて)吐血しかけるがなんとか堪える。
不意に腕にビニール袋が当たる。何かと見ようとすると、莉犬は焦ったのかビニール袋を思いっきり遠くへぶん投げる。直後、投げ捨てられたビニール袋の上を車が通り引き潰す。
莉犬はくるりとこちらに体ごと振り向き、ドヤ顔で親指を立てグッドポーズをとる。
うん。今日も今日とて安定で幼馴染が可愛過ぎる。
そんな事を脳内サミットの議題にしようかと考えていると莉犬が俺の袖を軽く引っ張る。
❤「ね、今日はどこ行くの?」
💗「今日はショッピングモールに行ってそんで飯食って、後はゲーセン寄って、時間が余ったら季節外れだけど良いとこに連れてってやるよ」
俺の話を聞いた莉犬は犬耳を上にピョコっと上げ、尻尾を勢い良くブンブンと降っている。どんだけ楽しみにしていたんだよ(笑)
すると、莉犬は犬耳の付いた帽子を深く被って犬耳を隠した。
💗「隠す必要あるか?」
❤「あるの!じゃあさとみくんにはこれを被せまーすw」
一生懸命に背伸びをして、俺の頭に帽子を被せる。なんか付いてる?
💗「耳付いてね?」
❤「うん!猫耳!」
可愛いかよ…だんだん破壊力が凄まじくなるのは反則だろっ…////
俺は莉犬から貰った帽子を被り直し、莉犬に触れるだけのキスをする。
そして俺達は手を繋いで、バス停へと向かった。
初めてバスに乗った。車とかも乗ったことも無くて少しスピードが速くて怖いけれど、さとみくんが隣の席で手を繋いでくれているので怖いのはどこかへ消え去る。
初めてのお出かけ…!何買おうかな?そう言えばさとみくんから貰ったマフラーのお返し出来てないや。お店で売っていたら、俺の色違いの桜色とか買おうかな?うん!そこでるぅ兄達へのお土産も買っちゃおう!
俺はワクワクとルンルンになって、さとみくんの肩に頭を倒した。
─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─
終わり!!
3,000文字いっちゃったよw
普段は2,000文字なんだけどねw
次回予告!!
さとりーぬ海に行く!!
それでは次作でお会いしましょう!!
コメント
13件
最高すぎるぅぅ!! 【定期】神すぎ!!
神ですか?神ですね♪( ´▽`)コンカイモイイネイッパイオシトイタヨォ