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(ฅдฅ*)コン… ฅ(•д•*ฅ)チャー♪

みんみん蝉でーす!

さとりーぬのデート編Part2♡

それでは

ᏚᎢᎯᎡᎢ



─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─




〜さとみ〜

バスに揺られる事、30分。目的のショッピングモールこと、イオンモール櫻花店に着く。

俺の肩で寝ていた莉犬を軽く揺すって起こす。

❤「んにゃ…おはよ……」

💗「うん、おはよ。着いたよ」

❤「わっ!おっきい!」

まるで子供の様にはしゃぐその姿に可愛いと思う反面、なんでころんやるぅとはショッピングモールくらい連れてってやらんかったのかと思う。

バスから降りて、入り口までやって来る。今日は休日って事もあるが人がやけに多いな…。イベントでもやってんのか?

すると不意に莉犬が俺にしがみつく。怖がったのか?

❤「………さとみくん…あれって…」

莉犬が指差す方向に顔を向ける。そこにあったのは今、インターネットで有名なストロベリーナイトと言う今話題の人気歌い手グループの握手会イベントがあった。

あ~それでね…。

💗「気になる?」

❤「ううん、ころ兄がハマってるから」

へぇ、ころんが…珍し。あいつ歌い手グループとか興味無いと思っていたけど、もしかしてあいつも歌い手になりたかったり?

❤「ね、さとみくん。行こ」

莉犬の言葉に俺は頷く。俺は莉犬の手を握り、店内へと入っていく。




莉犬が喜びそうなの無いかな〜?元の素材は良いから、服とか髪型を変えればモテそうなのに。

そう考えながら歩く。俺じゃあ、あまり思いつかなかったので莉犬に何が欲しいのか聞くことにする。

💗「莉犬、なんか欲しいのある?」

❤「うんとね、服屋さんに行きたい」

服屋かぁ、いいね。まずは服屋に行こう。

💗「じゃあ、服屋に行くか」

❤「うん!」

服とズボンに隠れて見えないが、すごく尻尾を降ってそうな顔をしていた。





暫く人混みの中を歩くと、目的の服屋が見えてきた。

『莉犬には入り口で待ってるから』と伝えると『分かった!』と元気よく答えた。スキップ気味の足取りで莉犬は服屋に入っていった。


数10分が経ち、莉犬は綺麗に包装された贈り物用の大きな紙袋を3つ抱えていた。そして、ピンク色のリボンとシールでラッピングされた紙袋を俺に渡す。

❤「はい、これさとみくんの!」

💗「いいの…?」

❤「うん!」

💗「中身めっちゃ気になるけど家に帰ってからのお楽しみって事にしとくわ!めっちゃ気になる…!!」

服屋だからなぁ、何買ったんだろ?セーターとかか?でも、他の紙袋の分を合わせると、セーターを3つ?うーん…。

❤「俺は欲しい物買っちゃったから、さとみくんが次はなんか買う?」

💗「うんにゃ、俺は今んとこは欲しいもんねぇかな?じゃあ、次の目的地のゲーセン行こうぜ」

❤「わかった!」

あ”ー、もう可愛い…////結婚したい…////

いやいやいやいやいや、結婚はまだ早い。付き合ってすら無いし…。でも、莉犬の幸せ優先だからなぁ…。

そんな事を考えながら、莉犬の手を引き俺達はゲーセンへと向かった。






〜莉犬〜

げ、げーせんってこんな感じなんだ…。ぬいぐるみとか、フィギュアとか1,000円ガチャもある!

(テレビで見れる)You Tubeでしか無かったからなぁ…。

某有名You Tuberの人達はお金を沢山持ってるからああいう事をできるんだろーな…。

💗「莉犬、どれやりたいとかある?」

周りの騒音にかき消されない様にさとみくんが声をかけてくれる。

どれにしようかな?でも俺、UFOキャッチャーやったこと無いしなぁ…。うーん…。

あ、あれにしよう!

❤「さとみくん。俺、1,000円ガチャやりたい!」

💗「1,000円ガチャ!?いいけど…爆死するかもだよ?」

❤「いいの!1回だけやってみたい」

さとみくんは驚きつつも承諾してくれる。俺のわがまま聞いてくれてありがとう、さとみくん。俺、絶対に爆死しないようにする!

俺は1,000円ガチャのコーナーまで歩き、財布から1枚、野口先生を取り出す。

挿入口に野口先生を入れると『ウイーン』という音を立てて挿入口は野口先生を吸い込んでいった。

俺は、ドキドキしながらつまみを掴む。時計回りにつまみを回すと俺の拳ぐらいのカプセルが出てくる。

さとみくんとドキドキしながら俺はカプセルを開封する。

中身は……

紙切れが1枚入っていた。

何だこら?ペラっと2つ折りになっていた紙切れをめくる。内側には文字が書いてあり、『特賞』という文字が書いてあった。

あれ?ハズレ?

そんな言葉が頭を過る。さとみくんの方をちらっと見ると、口を大きく開けて目を大きく開いていて、ぷるぷる震えていた。

あ、もしかして俺なんかやらかしました?

そんな不安を抱えた瞬間、さとみくんが勢い良く俺の肩をガシっと掴む。そして、ズイッと俺の顔の近くまで顔を持ってきて、少し興奮気味で早口に叫ぶ。

💗「莉犬凄い!!!特賞だって!!!!」

❤「お、おお…」

その凄い気迫に押されて俺は反対にしょぼい声しか出なかった。

さとみくんは凄く喜んでいて、なんか昔の頃のさとみくんを思い出す。

ガチャポンで10連チャンしたのにも関わらず、爆死してたっけ?それで、その後に俺がさとみくんの欲しかったシークレットを引き当てて、その時も今みたいにもの凄い気迫で興奮気味で早口に喋ってて、結局おねだりされてよく交換してたなぁ。

そんな事もあったなと考えていると、さとみくんがいつの間にか店員さんを呼び出していて、ショーケースの特賞の欄を眺めながら

💗「莉犬の好きなの選んじゃって」

と言われる。

好きなのって言われても…何がなんだか良くわからないし…。

最新家電には疎い俺は、ふと目に付いたストナイ(さっきの人気らしい歌い手グループ)のライブチケットを手に取る。

さとみくんが

💗「えっ!?それでいいの?」

と聞いてくるけど、何に使うのか分からない家電を持っているよりかはマシだろうとと答え、店員さんに頼んでチケットを手に入れた。

❤「ころ兄あたりにあげれば喜んでもらえるでしょ」

💗「おま…ほんと他人優先だな…」

さとみくんは少し呆れていた。



─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─


終わり〜

いやぁ、デート楽しい🎶

それでは次作でお会いしましょう!!

乙蝉!!


制作・著作

━━━━━

みんみん蝉

失う代わりに得たもの

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コメント

15

ユーザー

いや〜莉犬くんが可愛すぎる!!主さん天才すぎる!!

ユーザー

やっぱ我が推しの運は最強なのです(( 【定期】神すぎ!!

ユーザー

さと莉犬最高っすわ はい、天才ですねわかります神ですね

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