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Iris病み集

5 - リーダー

♥

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2024年08月19日

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「リーダーだから」リメイク版

スタート









俺は『リーダーだから』

その言葉が大っ嫌いだった

何か責任感を感じるから

だけど事実だからその言葉を

自分の心に叩き込んでいる

リーダーだから笑顔でないと…

リーダーだから

リーダー…だから……?





これは

ある1人の歌い手が

本当の自分を

失って行く物語








桃「おはよ〜?」

俺が自分を失うようになったのは

この日からだった

青「ヒッグッ…グスッ…」ポロポロ

桃「まろッ?」

黒「ッ……」ポロポロ

ギュッ

白「……」ヨシヨシ

その時は空気がどんよりしていた

桃「兄貴ッ?」

白「もう俺らに近づかんといて」

桃「!?」

「な……んでッ」

赤「俺達の事なんか最初っからどうでも」

「良かったんだろ!?」

桃「そんなッ…どうでも良くなッ__」

バチンッ

水「嘘つかないでッ”!」ポロポロ

俺はもう分かってしまった

俺は要らない存在なんだ

リーダーだから…いやリーダーなのに…

赤「もう出ていッ……」

桃「わかってるよッ…」

「最初から俺…選択…間違えたな」

「幸せな人生を邪魔してごめんねッ」

「まろッ…いれいすとVOISINGをよろしくねッ」

「もう解散でもなんでもしていいからねッ」ニコッ

俺は無理やり笑った

リーダーだから最後ぐらい笑顔じゃないと…

ガチャッバタンッ

俺はこの家にはもう…二度と帰ってこないだろう








桃「……」フラッ

「危な……」

リーダーだから立ってないと

社長だから誰よりも元気でないと

もう…死んじゃいたい

俺は

犯罪を犯す事にした

桃「もう逮捕されて解放してもらおう…」

俺は近所の人が座っているベンチの隣のゴミ置き場に火のついたマッチを投げた

解放されるくらいならもっと大きな事しなきゃ

俺は人間という意志を忘れて

壊れた人形のようになった

万引き…今すぐできるな

俺はわざと防犯カメラに写るようにして

逃げた

もう…指名手配犯になっちゃえばいいんだ

全部失っているから

あぁ…リスナーさんには申し訳ないなぁ…

警「居たぞッ!」

桃「……」

あーあ…意外と早く見つかっちゃった

警「現行犯逮捕」

俺は手錠を付けられパトカーに向かう時メディアがうるさかったそして

今までに居ないほど潔くパトカーに乗った

見える車のサイドミラーを見ると

俺は壊れた人形のように無表情で目にハイライトなど無かった








警「明後日裁判だからな」

桃「もう…明後日なんて待ちきれませんよ…」

警「早く死にたいと言っているのと同じだぞ」

桃「いやー…もう死んじゃいたいですね〜…」

警「……」

桃「誰からも愛されなくて…」

「俺が唯一愛した人たちに見放されたんです」

「でも大丈夫ですよ…もう何も感じないから」

警「事件が発生した大人しくしてろ」

桃「大丈夫ですよ大人しくするしか方法はないですから」








そして裁判の時になった

俺はなぜ犯罪を犯したのか聞かれていた

桃「正直に言えば…死にたかったからですね」

そこからは記憶が無かった








カツンッ

判「死刑に処する」








ガチャンッ

桃「………」

「まぁ…現実逃避できるなら」

「別にいっか…どうでもいいし…」

俺は囚人の仕事も軽々しく嫌がらずにやった

警察もびっくりしていた

桃「自分らしさってなんだっけ〜」

「こんな虚しいもんだっけ」

「やけにハートの奥が空いたまま…」

「ふはッ…もう歌詞も覚えてないや…」

「みんな…元気にしてるかな…」








二「続いてのニュースです」

「歌い手の乾 無人さんが逮捕されました」

青「はッ?」

二「乾容疑者は今月15日に放火、万引きで起訴されました」

「警察によると乾容疑者は」

「【死にたかったからやった】と容疑を認めています」

「場所は____」

ないこがッ…逮捕されたッ?

しかも自分からッ

死にたかったから?

「死刑と言い渡しました」

















死刑まで5ヶ月あると言われた

あと2ヶ月

待ちきれない早く死にたい

俺は囚人勤務の際に屋上へ行った

警「おいッ”!まて!」

桃「……」

スッ…(フェンスの外)

桃「3ヶ月間ありがとうございました」

パッ

警「1009番!」

ドシャッ

パリンッ

落ちた時は骨が折れる音肉が潰れる音

足の重りや手錠が割れる音

桃「……」

意識が無くならない…

赤「ない君ッ”!」

「起きてッ”…起きてってばッ”…」

「ねぇッ”!」

分かったその理由は

おれが死んだからだ

青「ないこッ”!」

「クソッ”!…脈が弱まってるッ”…」

黒「なんでやッ”…ないこッ”…」

水「もう冷たいよッ”…」

白「こんな苦しそうにッ”…」

黒「せっかくッ”……全員集合したんにッ”…」











〖俺が………最後やから……〗

〖ごめんなッ…〗









はい!久しぶりの投稿!

リメイクのはずが……

いつかリベンジします!

次はーほとけ君かなー?

ということでばいばぁい

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