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🌷ミリアの入院
ミリアの症状があまりに頻繁なので、夫である児童精神科医はミリアをしばらく精神科に入院させることにした。
ミリアは過去、ミリアの精神疾患に困り果てた両親によって、ずっと精神科に入院させられていた。
両親はほとんど面会に来なかったそうだ。
ミリアは、治療の一環で美しいビーズ細工を作り続けていた。
今の夫である児童精神科医はミリアと一緒に暮らすためにミリアを退院させた。
ミリアは戻って生活する場がないために入院しているしかないだけだったからだ。
しかし今回の精神科への入院は違う。
ミリアが勉強をあきらめきれず、無理をするたび、症状は悪化してしまう。
だから夫である児童精神科医はもうミリアに無理をして欲しくない。
精神科では夜勤の看護師がミリアが夜中に症状が出たとしても対処してくれる。
両親に勉強を理解できないと叱られ、暗い部屋に閉じ込められた恐怖でパニックになり、泣くミリア。
「ミリアさん大丈夫ですよ、ここは安全です、精神安定剤の薬を飲みましょうね、楽になりますから」
看護師は嫌がって顔を背けるミリアをなだめながらなんとか精神安定剤の錠剤をミリアの口に入れ水の入ったコップをミリアの口に当て流し込む。
「頑張りましたね、お休みしましょう」看護師は、ミリアをベッドに寝かせるのだった。
休日の朝、様子を見に来た児童精神科医の夫は、サイドテーブルに朝食が置いてあり、まだ眠っているミリアを見て、メッセージカードを書いて朝食に添えた。
ティアもミリアのお見舞いに、母親と一緒に焼いたクッキーを持って行き、その時は元気そうなミリアに少し安心した。
コメント
6件
コメントありがとうございます。ミリアの両親もミリアの将来のためを思って厳しく教育したのでしょうけど、こういうシーンを書くのは勇気が必要でした。ミリア夫妻が幸せになって欲しいです。本当に読んでくださってありがとうございました。
ERINEKOさん、第11話読みました。 ミリアがまた入院することになって、胸がぎゅっとなりました。特に「戻って生活する場所がない」という一文が刺さって…ああ、前の入院は“居場所がなかったから”だったんだなって。それでも夫先生はミリアの無理を止めたくて、今回の入院を選んだんですよね。安全な場所で、優しい看護師さんに支えてもらう。ティアが焼いたクッキーをお見舞いに持っていく場面も温かくて、ちょっとほっとしました。 「もう無理してほしくない」という夫先生の想いが伝わってくる回でした。次が気になります。