kyore
友達と恋人の間の関係
ky「飲みいかん?」
re「飲み?別にいいけど…急だね」
ky「仕事で疲れ溜まっとんねん…付き合ってもらうぞ」
re「最近大変そうだったもんねぇ」
俺ときょーさんは今微妙な関係。
友達と言うには踏み込みすぎたし恋人と言うには告白を交わしていない。
ky「…レウ」
re「な、なにっ?近くない…?」
ky「……レウ、いい?」
ベットの上で俺を押し倒して優しい顔で俺にそう問う。確かにお酒もお互い入っていて良い雰囲気ではあったが俺はお酒の勢いできょーさんとの関係が壊れてしまうほうが怖かった。
re「…………だめ、やめて。」
きょーさんを遠のけてベットから降りてその日は帰った。その後気まずくなるかなとは思ったがきょーさんは俺に普通に接してくれた。
ky「じゃあ○日にここの店で待ち合わせな」
re「はーい、じゃあまたその日にね」
きょーさんはいつも通りに俺に接するけど…夢だったわけじゃないよな、?
きょーさんが平然としすぎて俺だけが考えているみたい。
当日、お酒を飲む気満々なのか電車で来たきょーさんと待ち合わせをして飲み屋さんに入って個室で2人で飲んでいた。
ky「レウやっぱお酒無理なん?」
re「うーん、ノンアルでも酔うからねぇ…」
ky「そういや前言ってたゲームどうなったん?」
re「前買おうかなって話したやつ?」
ky「そうそう」
re「えー?あれはねぇ___」
ky「待って!!!俺終電なくなる!!帰る!!」
時計を見て必死な顔で準備をし始めたきょーさんを見て今日は俺の家には来ないのかなと少し寂しくなってしまった。
先に行ったきょーさんを見届けてレジへ向かうと支払いはもう済まされていた。
時計を見ながら間に合いそうにないきょーさんを駅で先回りして待っていると駅の中から腕時計を眺めながら出てくるきょーさんが見えた。
タクシーでも呼ぶつもりだろうか
re「きょーさんー!」
ky「え!レウ?」
re「間に合わなかったんでしょ?乗りなよ」
ky「ほんま助かるぅ…あんがと、」
助手席に乗ったきょーさんと話しながら車を走らせる。
re(俺から家に来てとは言いずらいな…)
俺は少なからずきょーさんは好きの部類だとは思うがセックスをしたいかと聞かれると答えはあまり。
re「ほら、着いたよ」
ky「ほんまごめん…ありがとな、」
re「俺も奢ってもらっちゃってごめんね」
ky「それはええんよ俺が誘ったんやし」
re「また行こ?」
ky「おん、休み合ったらな」
家に呼べなくともまた今度の約束が出来れば上等だろう。きょーさんに手を振るときょーさんは俺の手を取った。
ky「…家上がってかん?」
re「………!」
ky「俺美味しい食べもん家にあんねん。2人で食わん?」
re「………うん、行く」
慣れた手つきで鍵を開けて入っていくきょーさんを眺めていた。
そんな俺を不思議に思ったのか首を傾げながら手を伸ばした。
re「ん、あぁ、ごめん」
俺もきょーさんの手を取って家にお邪魔する。
ソファに座ってテレビを眺めながら2人で食べ物をつまむ。それは俺にとって楽しい時間で二人で話しながら笑う時間が好きだった。
隣できょーさんが飲むお酒に酔ったのか少し眠い。
でもきょーさんは俺の手を握って俺の目を見た。
ky「レウ、前さ…俺が断られたのはやっぱそういう目で俺の事見れん、?」
re「!…………」
ky「大丈夫、別に無理矢理取って喰おうとしてる訳ちゃうし」
re「……理由は、きょーさんが考えて欲しい、」
ky「……俺が?」
re「答えが出たらまたその話して」
ky「…おん、」
きょーさんは俺の肩に頭を置いてテレビを見ることに専念し始めた。
テレビを見ているうちに俺は眠くなって意識を手放した。
re「…ん、」
きょーさんのベットの上で目が覚めてゆっくりと体を起こす。
re(きょーさん、まだ寝てる)
きょーさんの寝てる俺を襲うわけでもなく合意を取らないと絶対に手を出さないところが少し好き。
きょーさんに布団をかけ直して俺ももう一度布団に潜る。
re(…今だけは寝相が悪いことにして、)
kyo said
目が覚めると腕に重さを感じてふと視線を落とすとレウが俺の胸の辺りで小さくなって寝ていた。
ky(抱きしめたら怒るかな…)
そんなことを考えながら方に腕を回して寝相が悪いことにしてしまおう。
目が覚めると俺だけが寝すぎていたようで腕の中でレウは目覚めていた。
ky「…ぁ、ごめん、」
re「いいよ、お互い寝相悪いみたいだね」
ky「……そやな」
俺はレウに告白をするためにレウがなんで俺を拒否したのかを考えようと思う。
re(お酒の勢いで関係を超えたくない…)
ky(シラフじゃ緊張して話せへんし、)
コメント
6件
最高かよ(T ^ T)
kyore可愛すぎます🤦♀️ ほんと小説書くの上手すぎませんか!?🫣
最高ですっ! どっちも自信なくて勇気出せ無いのがまたいい、、、っ