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目の前にいたらはずの奴は吹っ飛んでいた。
ララは目を丸くする。
奴の代わりに目の前に立っていたのは、アキだった。
体の周りからは白い風?白い帯が流れ出ている。
アキ「大丈夫か?遅れてごめんな。」
ララ「大丈夫…」
アキは次々と倒してゆく。
気づくとララはアキから目が話せなくなった。
ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーー
私は、ララから襲撃にあったと聞いて、驚いた。
すぐに、走り出そうとしたら、アキに腕を掴まれて、止まった。
ルク「どうして止めるの?!ララが危ないのよ!?
」
アキ「あぁ、分かってる。だけど助けに行った
ら誰が集落の人を守るんだ?」
ルク「それは…」
アキ「ルク、お前は集落の人を避難させろ!」
ルク「ララはどうするのよ!」
アキ「ララは俺が助けに言ってやる!」
私は、少し心配だった。
ララはあったばかりの人に心を開かない。
だけど、アキを…ララを信じてみることにした。
ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーー
襲撃犯は捕まり、集落に平和が戻った。
依頼主さんからは、沢山の報酬がもらえた…というところまでは良かったんだが、ララのギルド服が集落のため、ボロボロになってしまった…
ララは悲しそうだった。
だが、この集落の服も相当お気に入りのようで、
とても、(返さない…)という意思が伝わる。
ルク「2000ベルか〜結構貰ったね!」
アキ「そうだな♪」
ララ「………(服を見ては微笑む)」
ルク「じゃあ、三人で分けて私が1000で、
ララが1000でアキが0ね!」
アキ「えっ!俺のは………」
話していると、ギルドについた。
ついさっきのことなのに随分懐かしく感じる。
始めにララと別れる。どうやら、一軒家に住んでいるらしい。
最後にアキ。アキは同じくギルドアパートだ。
別れぎわにララは、
『ありがとう…』
と呟いて、微笑んだ。
それに対してアキも元気いっぱいに微笑んだ。
ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーーー・ーー
私はララたちと別れて、帰った。
家に帰って、1日のことを思い出す。
楽しかった。思えば、今日1日、ララが少し感情・表情が出ていたことに気付いた。
それがかえって嬉しかった。