コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
魅津希)…我慢したら……治るかもしれないんだ…
私が選んだのは我慢を…放置を選んだ
私の体はどんどん熱を帯び「ハァ…ッ…ハァッ…」と吐息が増えていく
体の力はどんどん抜けていき愁音さんのベッドの上で倒れ込んでしまった
魅津希)ッ…///
1人でただ我慢をしているとコンコンと窓をノックする音が聞こえ、体を起こしてカーテンを開けると雅魅さんと那木さんが心配そうな顔をしていた
魅津希)な、なぎ…さ……(なんで…2人にいるの……?)
首を傾げて居ると2人は「鍵を開けて」と伝えてくる
魅津希)か…ぎ……?(開けていいのかな…)
鍵を開けようと手を伸ばそうした時…ふと思った
魅津希)(フェロモン…もしかして人にも当たるんじゃないのかな……)
と、思い首を横に振ると2人は「なんで!?」と驚いている
魅津希)…い、色々……ごめ、ね…
カーテンを閉めてベッドに寝っ転がるとカチャカチャ…と鍵を外から開ける音が聞こえてきた
魅津希)!!(や、やばいやばい!完全に入ってこようとするじゃん!)
どうにか窓を開けられないようにしても2人は鍵を開けてしまい窓を開けてしまった
魅津希)あ…(あ、開けちゃった!開けられちゃったよ!)
雅魅)うわっ、あっま…
那木)んだ…これ……
2人の目はどんどん私を捕まえようとする目に変わった
魅津希)ちょっ、お2人さん!しっかりして下さい!
雅魅)ごめん……なんか、すごくて…
魅津希)だ、ダメです!しっかりして下さい!
2人が私を襲おうとしている時突然2人が「う”ぁ”ッ”」と声がした後私の方に倒れてきた
魅津希)はぇ…?
愁音)はぇ”〜…危ない危ない
愁音さんが金属バットを持っていた
愁音)同性には効かないみたいだし私と一緒にいよっか、あとこいつら窓から放り投げるけどいい?
魅津希)ふぇ…あ、は、はい
愁音さんはお2人を本当に窓から投げた
愁音)ったくホントに…とりあえず今は私がそばに居てあげるから……あ、あとお茶
愁音さんは私を安心させるよう頭を撫でてくれた
魅津希)…ありがとうございます……凄い安心します…
愁音さんの肩に頭を載せると「大丈夫よ、今はゆっくり寝ましょ?私もそばに居るわ」と言って夕方辺りに私は眠ってしまった
真夜中
魅津希)ん…ぅ……
夕方辺りに眠ってしまった私は夜の10時辺りに起きてしまった
魅津希)(あ…体すごい楽……熱くない…)
愁音さんは隣で私を寝ていて私が傍から離れないよう強く抱き締めている
魅津希)…愁音さん……
愁音さんの部屋から出ようとモゾモゾと動くと愁音さんが起きて「体……もう大丈夫?」と声を掛けてくれた
魅津希)ご、ごめんなさい…起こしてしまいました?
愁音)ううん、大丈夫ちょっと前から起きてたから
愁音さんの隣に座って「少しだけ…なんと言うか風邪みたいな感覚でした」と伝えると「体が暑くて敏感になる…って感じかな」と聞いてくれた
魅津希)ですね…今のところは……こういうのって記録とか取っておいた方が良いんですかね…
愁音)もう記録は取っておいたよ、次のが来たらまた私のところおいで
魅津希)はい!ありがとうございます!
私は愁音さんの部屋から出て自分の部屋に向かった
魅津希の部屋
魅津希)疲れたぁ…( お風呂も入らず寝てしまったため少し汗で体がベトベトする……)
タオルを濡らして体を拭く
魅津希)ん…冷たいけど体がスッキリするね
全身を全て拭いたあとはパジャマを着てまた眠り始めた
朝
魅津希)o。.( ´O`)〜〜…んぅ〜……たくしゃんねたぁ…
目を擦ってから目を開けると心配そうな顔をしている那木さんと雅魅さんが居た
魅津希)……??
虚ろな目で見ると2人は「良かったぁ…」と安堵の声を出した
雅魅)わ、悪かった…あの時怖かったよな
魅津希)……(っ⸝⸝>⤚<⸝⸝)プイッ
雅魅)ぷい!?
那木)お、怒ってるのは分かるけど…でも謝りたくて…ほんとにごめん……
魅津希)謝るなら私の上にまたがるのやめて…
2人)は、はい…(。•́ - •̀。)シュン…
その後2人を無理やり部屋から追い出して制服に着替えリビングに向かいご飯を食べる
龍城)いいか、学校のヤツらには俺らのことを黙ってること、あと送迎してやるから
魅津希)送迎って…それにそこまで厳重じゃなくても…
龍城)いいか?それを隠してるとは言え見られる可能性もある、俺たちの目が届かないからって変に見せびらかすなよ
魅津希)そ、送迎じゃなくてもせめて誰かがお迎えに来るとか…
龍城)…分かったよ、送迎はなしだが姉貴を送り迎えに向かわせる
魅津希)わ、分かりました…この事は話しませんし愁音さんで我慢します…
愁音)え、我慢ってなによ
魅津希)さ、さぁ…
この後私はいそいそと愁音さんを引き連れて学校に行った
(ちなみにみんなに「お姉さん綺麗だね〜」とか、色々言われた…最悪もうヤダなんなら「姉妹で可愛いね〜俺らの彼女になんない?」とか言ったやつは全員愁音さんに締め上げられて「私の魅津希ちゃんに触んなぁ!あともうこの子彼氏いる!」と、勝手に騒いでいた……もうヤダ知らないこの人たち)