テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
499
24
2,030
コメント
5件
今読み返してきたんですけど、やっぱこれがいっちゃん好きなエンドかもしれません🤔いや、ほかのも好きなんですが、分かり自身重い系が好きなだけなんです!! アーサーよ、今はツンデレするときではない しかも追記でwww
うわあ、読み終わってしまった…すごく切なくて、でもあったかい気持ちになりました。ラスト、みんなで森を下りていく場面が印象的ですね。「なぜ明るくなる前なんだ?」って聞くところとか、何かを無意識に覚えている感じがして胸がぎゅっとなりました。最後のアーサーさんの手紙、追伸にまでツンデレ炸裂してて笑っちゃいましたけど、それがまた彼らしいなと。“またどこかで”っていう余韻が素敵です。完結お疲れさまでした!
「最終話ー匿名ー」でのビターハッピーエンドと同じ内容です。
注意は8話をご覧ください。
『俺は…』
『帰るよ。』
「そうあるか。」
「寂しくなるあるね…」
耀は分かりきっていたかのようにそう言った。
「じゃあ俺も…かな。」
「俺も帰るんだぞ。」
「僕も…」
俺は夜のうちに屋敷を出ることにした。
菊に変な気を遣わせないためだ。
『じゃあな。』
「じゃあね。」
「バイバイなんだぞ!」
「さようなら。」
「…早く行くよろし。」
『…嗚呼』
耀がやけに急かすため、俺は1歩ずつ歩みを早めていった。
アルフレッド、マシュー、フランシスも俺に続く。
最後に耀がぼそりと呟いた言葉が耳に入った。
「明るくなる前に…森を出るよろし。」
驚いて振り返ると、耀どころか、今まで後ろにあったはずの大きな屋敷も無くなっていた。
って…
『俺、なんでここにいるんだ?』
「奇遇だね、俺もそう思ったとこだよ。」
「俺もなんだぞ…」
「僕も思いました…」
横にいたのは3人の男たち。
なぜ知り合ったのか、どこで出会ったのかも忘れてしまった。
『じゃあ6人で山の麓まで降りようか。』
「何言ってるのさ。」
「君をいれても3人なんだぞ。」
「僕を入れて4人ですよ…」
『あぁ、そうだったな。』
なぜ俺が6人と言ったのか、なぜ俺たちがここにいるのか。
分からない…けど…
『…まぁいいか。』
「さ…明るくなる前に帰ろうか。」
「そうですね。」
『なんで明るくなる前なんだ?』
「知らなーい!」
「何故かそんな気がするんだぞ。」
『確かに…言われてみれば…』
俺たちは4人でやいやい言い合いながら森を下って行った。
ここでの出来事は、一人一人の心の中に。
いつまでも眠る…
ーXX年後ー
「菊!掃除してたらこんなものが出てきたある。」
『おや…これは…』
急いでいたのか殴り書きで、とても読みずらい。
古びた紙とともにかすれながらも、不思議と存在感のある文字であった。
P.S.
別にお前らのためなんかじゃないんだからな!
俺が言わないと気が済まないだけで…
フフッ
「殴り書きのくせに、追伸まで書いてるある。」
『でも、アーサーさんらしくていいですね。』
「…そうあるな。」
BITTERHAPPYEND.『Somewhere again』