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あれから数ヶ月がたった

雪月はほぼ毎晩泣いていた、そして「ごめんなさい」と……

それを聞く度に心が傷んだ…毎晩雪月の目元を拭っても涙は溢れ続けた

魅華)…

雪月)ごめんなさい…私のせいで…ごめんなさい……ごめんなさい…

拭っても…慰めても…私はそれしかできない、助けてあげられない

魅華)雪月、必ずあんたを神格化させない…もう二度とあんたから涙を流させない

【神格化】それは神としての力を最大引き出す…が、その対価として神格化を行った人に完全服従である

雪月は基本的に自由人である為誰かに縛られる何てのは嫌だしそれが仲間を傷つけるような人なら更に嫌だろう…

雪月)み、みかぁ……グスッ

魅華)大丈夫、平気だよ










とある日

ドカンッガラガラッビーッビーッビーッ!

魅華)!?

孝慈)未知能力装置が作動した…?

魅華)まずいな…雪月は華炎と一緒に居て!

雪月)!!魅華!

走って私は外に向かった

孝慈達が私を止めようとしたが結構足の早い私には敵う訳もなく






○○広場

魅華)…お前らか…私の…友達を…雪月を奪う奴らは!

広場に居た人たちを無惨に殺し続けているヤツらに声をかけた

??)んぁ”〜?誰だよお前

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赤色の神で左肩には小さい狐を乗せている…

魅華)式神か…

??)名前は?

魅華)私が名乗る前にアンタが名乗りな?

??)俺は紅だ、察しの通り式神使いだ

魅華)…(操られてる気配は無い…あの青紫色の髪の女に自分で従ってるのか……)

紅)なぁお前…いい匂いするな……すっげぇ濃い神力だ

濃い神力…そう聞いて他の奴らもこちらに顔を向けた

??)なになに〜?あ!可愛い子だ〜

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魅華)(ケモ耳…獣人か、下手したら入ってる動物の血を使って来るかもな…)

??)はわっ、人に気を取られて全く気付きませんでした…

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魅華)(写真にいた…確か…周囲の環境を色々把握出来るんだっけ…厄介だなぁ…)

魅華)厄介だなぁ…

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??)お前ら直ぐにそいつを殺して玉の中に力入れろ

多分一番偉い人がそう声をかけると人殺し達がこちらに来た

魅華)あ”〜?(写真で見た事ない奴もいる…)

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魅華)志陽にぃ…(操られてるから気絶させてとりあえず連れて帰ればいいか…)

紅)行け!九尾!

肩に乗っていた小狐が煙を放って巨大化した

魅華)さて…どうしようか…

オレンジ髪の女が大剣を振り回して徹底的に殺しに来てるのがわかる

魅華)雪月は渡さねぇし私の力もやらねぇよ…てめぇら全員私の下僕にしてやらァ!

札を数枚出して広場より少し狭い路地裏に入る

魅華)(とりあえずオレンジ髪の女を抑えなきゃね)

見えないように路地裏に札を数枚貼りどんどん奥の方に入っていく

??)ごめんなさい…私の武器じゃ……

??)構わん、やつの痕跡を追え

??)かしこまりました

紅)ごめんなさーい!九尾のサイズに合わないよォ…壊していい〜?

??)構わん壊せ壊せ

紅)はーい♪

巨大な狐がマンションやビルなどを壊してどんどん奥の方に入ってくる

魅華)お兄ならこっちの方にいる…絶対に

路地裏に貼った札を発動させて光線を繰り出す

??)うわっ、あんにゃろぉ…

??)みなさん、そのまま奥に行くと膨大な力を持った人がいます、ご気をつけて

魅華)(バレてんのか…)

??)行け白虎

魅華)きゃあ!?

マスクをつけていた男の肩に居た小さな白い虎が巨大化して路地裏だろうがなんだろうか私の後ろをピッタリくっついて来た

魅華)ちょっとぉ…‪💢

どんどん走っていくと路地裏が開け目の前にはお兄が陰を唱えていた

魅華)お兄!九尾と白虎が一匹!ほか数人!

雅魅)「チェインロック」!

??)うわぁ!?

??)チッ…これ解けよ!

雅魅)察知系の能力者は?

魅華)黒色のマスクをつけたヤツの隣にいる、この中には居ないから路地裏の向こう側かな

雅魅)分かった、俺がそっち行くからお前はここを頼む

魅華)了解

私がここに来た理由は…とっても簡単♪

私自身は強くないんで!

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