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テラーノベル(Teller Novel)
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クルミは城でお見合い相手のサイラスという男と会った次の休日。サイラスとお見合いした事は王宮の心理カウンセラーから培った技術で珍しく忘れさせていただいていたので、先日はすいませんと心理学の先生に謝りに行きました。

今回はお見合いではなく、とても好ましいと思っていた人の記憶がごっそり消えていましたから。でも、それだけ神様が仲裁に入らなければ行けない事態だったのですね。今回の事件は。

良い記憶だとも思ってたし、好ましい記憶だともいつからか思っていたのだけれど……仕方ないわ。

クルミはお見合いで相手とうまくいかないと城の中間管理職の神様の先代王·ケイダイに祈りを捧げます。記憶を思い出す願掛けです。その肖像画に一礼をして、伝説の防波堤の女神アリストの石像にも祈りを捧げました。

隣の家で飼われている忠犬ポチには記憶が消えてしまった時などは、一緒にじゃれて気分を切り替えてもらっています。

ドームレンズの世界 第2章

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