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椎名遥陽~はるひ~
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5,773
りるん
42
#ご本人様には関係ありません
。゜白狐゜。
652
青 高熱
「無理しないで」
ライブや配信が続き、少し疲れがたまっていたある日。
青「……ん……。」
朝 目覚
体が重い。
頭がぼーっとして、喉も痛い。
青「なんか……だる……。」
念のため体温を測る。
ピピッ。
39.6℃
青「えっ……うそ……。」
思わずもう一度測る。
39.7℃
青「……ほんとだ。」
立ち上がろうとした瞬間、ふらっと視界が揺れた。
青「……っ。」
ベッドに座り込んでしまう。
すると、グループのLINEに通知が入った。
桃『おはよー!今日打ち合わせな!』
黄『おはようございます!』
橙『みんな起きてる〜?』
赤『青ちゃんまだかな〜?』
紫『今日は時間に余裕あるから焦らなくて大丈夫だよ。』
青はスマホを持ったまま少し考えた。
青『ごめん……今日ちょっと熱あるかも。』
送信して数秒。
桃『え?何度?』
青『39.7℃……』
既読が一気についた。
赤『えぇぇ!?』
黄『39.7℃ですか!?』
橙『それはあかんやろ!!』
紫『打ち合わせは中止。まず休もう。』
桃『すぐ寝ろ!!』
青「でも……。」
今日は大事な打ち合わせ。
休むのは申し訳ない。
そう思って立ち上がろうとする。
しかし足に力が入らない。
青「無理かも……。」
その数十分後。
ピンポーン。
青「……?」
玄関を開けると——
桃「やっぱり。」
赤「青ちゃん!」
黄「来ちゃいました!」
橙「心配でしゃーない!」
紫「みんなで様子を見に来たよ。」
青「えぇ!?みんな!?」
桃「39度超えてるって聞いたら来るに決まってる。」
赤「顔真っ赤だよ……。」
黄「布団に戻りましょう!」
橙「水持ってきたで!」
紫「今日は何もしなくていい。」
青は少し照れくさそうに笑う。
青「ごめんね……。」
桃「謝るな。」
赤「体調悪い時は頼って!」
黄「僕たちは仲間ですから。」
橙「元気な青がおらんと寂しいし!」
紫「今は回復することが一番の仕事。」
青はうなずき、布団に入る。
しばらくすると、熱は40.0℃近くまで上がってしまった。
青「あつい……。」
桃「冷却シート替えるぞ。」
黄「お水も少し飲みましょう。」
赤「無理しなくていいからね。」
橙「面白い話でもしよか?」
紫「青ちゃんが眠れるように静かにしていよう。」
メンバーは交代で様子を見守った。
夕方。
青は少し目を開ける。
青「みんな……まだいるの?」
赤「もちろん!」
桃「帰るわけないだろ。」
黄「熱も少し下がってきましたよ。」
橙「ほら、さっきより顔色ええで。」
紫「焦らずゆっくり治そう。」
青は安心したように微笑んだ。
青「みんながいてくれて……よかった。」
桃「当たり前。」
赤「ずっと仲間だから!」
黄「元気になったらまたみんなで活動しましょう。」
橙「その時はいっぱい笑わせたる!」
紫「だから今はゆっくり休んでね。」
青は静かに目を閉じた。
仲間たちの声を聞きながら、その日は安心して眠りについた。
END
コメント
1件
あー、これめっちゃ優しい世界すぎて泣きそうになったわ……。青ちゃんが一人で無理して立ち上がろうとするシーンで「俺のことかよ」って思ったし、みんなで駆けつける展開がもう理想的でしょ。39.7℃ってLINEした後の「すぐ寝ろ!!」とか「来ちゃいました!」のノリ、グループの温度感が一発で伝わってくるところがすごく好き。頼っていいんだよって言える関係、羨ましい限りだわ。