6人で机をつけてお昼を食べ始める。◯◯の隣にはまるで当然のように…角名が座り、 ◯◯の正面に治が座る。治は◯◯のお弁当が気になりじっと見る。◯◯は治の視線に気が付き、
「治くん…どないしたん?唐揚げが気になる?」
「せやねん!めっちゃ…唐揚げがええ匂いするしなぁ…おれに食ってくれって見つめてくんねん笑」
治くんは、食べることが大好きな双子の片割れで…食べもんを見るとかわいい笑顔で話しかけてくる…。
「しゃーないなぁ笑…1個だけやで…?口開けて…ほな、あーん?」
◯◯はお弁当の唐揚げについてるピックを摘むと、
「あーん?」
と、治は大きく口を開けて、
◯◯は唐揚げを治の口に運び、治は満面の笑みで美味しそうに唐揚げを食べる。
「ん!うんまいわぁ!◯◯、また、料理の腕上げたんとちゃうか?めっちゃ、美味いやん?なぁ…そっちの卵焼きも一口でええからちょうだい!なぁ?お願い…めっちゃうまそうやねん!」
満面の笑みで美味しそうに食べてた顔が一変して悲しそうに卵焼きを見つめる治を仕方なしに…
「ほんまに…これが最後やで?これ以上食べられたら私のお弁当のおかずなくなるやんか?」
治に言って聞かせるように優しく伝えてから
「ほんならこれが最後やで?あーん?」
先程の唐揚げのピックに卵焼きを刺して◯◯は治の口に卵焼きを運ぶ。治は身体が大きいひなのように
「あーん」と
口を空けて待っており、口に入るとこれまた満面の笑みでもぐもぐとおいしそうに卵焼きを食べる。
「ん!この卵焼きもめっちゃ…うまい!◯◯はええ奥さんになるなぁ!」
◯◯の真横で2人のやり取りに角名は面白くないのか、イラついた表情で購買で買ってきたサンドイッチをもぐもぐ食べていた。
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