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はーーー!!もう第11話もエモすぎてやばいんだけど!!?😭💕💕 ミィちゃんの「100万円」発言からまさかの「泊めて」展開に笑ったw でもその後の「貴方なら…我慢できる」みたいな真剣な眼差しに胸きゅんが止まらんかった…!!💘 あと風呂場の磨りガラス越し描写、なんかドキドキしちゃったじゃん…!モザイクかかったグラビアアイドルって表現、天才か?😳 てかミィちゃん洗濯機勝手に使うの自由すぎて草生えたw でもなんか憎めないんだよねこの子…!次回どうなるか気になりすぎる!!続き待ってます先生!!📖✨
「今のあ~んは100万円ね。」
たこ焼きを口に運ぼうとした手が止まり、串に刺さったたこ焼きがプラスチック容器の上に落ちる。俺の聞き間違えか……?
「は? 今なんて?」
「だ・か・ら、100万円。私、結構人気あるんだよ。私がフーフーしてあげるって言ったらお客様の中には100万円なんてポンと出してくれる人、沢山いるんだから。」
冗談かと思いミィの顔を見るが本気の顔だ。こいつ馬鹿なのか? それとも当たり屋か何かなのか?
そもそも、絶対に嘘だろ! あ~ん1回で100万円なんて今時の小学生でも言わねえよ。それにもしそんなお客様が本当にいたとして、俺はそこに含まれないけれどな……。
などと考えながらミィの理不尽な要求に反論をする。
「そんな金ねえよ。俺は連載を打ち切られた作家だぞ。そんな金あるわけねえだろ。」
実際払うことは出来るのだが、こういう理不尽な奴には「無い袖は振れない」と言い張ることが効果的だ。変に金を持っている事がバレると、かさにかかり金づるにされかねない。俺は財布を取り出し中身を見せる。中には1万5千円ほどしか入っていない。
「俺は昨日、お前に付き添ってホテルに泊まったせいで今月は残りこの1万5千円で過ごさなければならないんだぞ。」
「それは困ったわね~。」
頬に手を当てて困ったような表情を浮かべる。しかし、目元は全然困っていそうに見えない。むしろ少し笑っていやがる。「お前のせいで、俺の財布はこんなにも涼しいことになっている。」と言っているんだぞ!
「じゃあ暫くの間、私をここに泊めてよ。」
そっちが本命の要求か……。
「嫌に決まっているだろ。」
「じゃあ100万円。」
「それも無し。お前、だいぶ理不尽な事を言っているけれど分かっているか?」
「全然理不尽じゃないわよ。私みたいな可愛い子と同棲出来るんだよ。その上100万円の支払いもチャラに出来るなんて、これ以上ない条件じゃない?」
こいつ今、自分の事を自分で”可愛い”って言いやがったか……? 確かに可愛い事は否定しねえけれど……。
「俺は一人暮らしを満喫しているの。だから、相手がたとえ超美人で性格最高の女性でも同棲なんてする気は無いの。」
正直、超美人で性格最高の女性が同棲を迫ってきたら、心が揺らいでしまうかもしれないが……。
「はぁ? 何よそれ。私が一緒にいた方が絶対に楽しいのに。それに、昨日の『最後まで面倒を見てやるよ。』って嘘だったの?」
「だから、あれは『酔いつぶれた君のことを介抱するよ。』って意味で言ったんだって。それに……。」
俺はミィの肩を掴み、真剣な目でしっかりとミィの事を見る。
「良いか? 女の子が男の部屋に泊まるって、どういうことか分かっているのか……? 今は俺にそういう気がないから良いが、もし、俺が君のことを襲っても文句言えないんだぞ!」
ミィも今までのヘラヘラした表情ではなく、ある種の決意に満ちた表情で俺の事を見つめ返す。
「そんな事分かっているわ。覚悟した上で泊まりに来たんだから。」
ミィの真剣な表情に気圧されてしまう。っていうか……どういう事……? 俺に犯されても良いって意味……? 手のかかる女友達のようだという感覚には変わりがないが、その女友達が、もし「抱いて♡」と言ってきたらどうする……? などという考えが頭の中で渦を巻く。
改めてミィを見る。顔も身体も良い……。しかし……何と表現すればよいのか……。どこか危ういように見える……。
「お前もしかして、そうやって男の家を転々としてきたのか……?」
「そんな事……してない……。」
「そうか……。」
ミィは泣きそうな顔をしながら必死に否定をする。この時、俺はどんな表情をしていたのだろう……。
「私、誰にだって身体を許すわけじゃないんだから……。ただ『貴方なら……もしものことがあっても我慢出来る……。』って思ったから、ここに来たんだよ!」
ミィにはミィなりの……何か家に帰れない事情――色々な苦労があるのだろう……。
「……今日だけ……もう終電も無いし、夜遅くに女性を外に放り出すのも危険だから今日だけ泊めてやるよ。ただし、明日、朝になったら出ていくんだぞ。」
ミィの表情が満開のひまわりのようにパッと明るくなる。そして、大きなリュックの中から着替えとタオルを取り出して風呂場へと向かった。
「じゃあシャワー借りるから、覗かないでね~。」
「覗くわけねーだろ。」
パタパタとミィの駆ける音が聞こえ、脱衣所の扉が閉まった。
◆◆◆◆
俺はスマホを弄りながら時間を潰す。
というのも俺の部屋の構造は少し特殊で、脱衣所と洗面所(兼、洗濯機置き場)とトイレが一体化しており、そこから磨りガラスの扉1枚を隔てて風呂場に繋がっている。恐らく、もともとユニットバスだった風呂場を無理矢理リフォームしたのだろう。
別に洗面所に行くだけなら風呂場は見えないため問題ないのだが、シャワー中、磨りガラス越しに知り合って間もない男性が立っているのは女性としては嫌だろう。そう思い歯磨きができずにいた。本当に明日が休みで良かった……。
そんな時、脱衣所からミィの声が聞こえた。
「ねえ!バスタオルと着替えを貸して〜!」
確かミィはバスタオルと着替えを持って風呂場へと向かっていったはずでは……?
そう思いながらも、バスタオルを持ち風呂場へと向かうと、ミィは磨りガラスの扉を少しだけ開き顔を出している。磨りガラスにはグラビアアイドル顔負けのグラマラスなミィの肢体が、まるでモザイク処理された動画のように映し出されている。
なるべく磨りガラス越しの彼女の肢体を見ないよう、顔を背けながらバスタオルを渡した。
「お前、風呂場に自分の着替えとバスタオルを持っていたはずだよな? それはどうした?」
ミィは一瞬、頭の上にはてなマークが浮かんだような表情を浮かべたかと思うとハッとして、風呂場の正面にある先日買い換えたばかりの洗濯機を指さした。ミィに促されるまま洗濯機を見ると、最新型の縦型洗濯機が静かに回っている。
「あれは、着替えじゃなくて洗濯物。暫く洗濯していなかったから勝手に使わせてもらっちゃった。ダメだった?」
「ダメだった?」じゃねえよ……。普通、初めて来た人の家の洗濯機を無断で使うやつがいるか……?
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