💛「翔太起きろ」
💙「ん〜……やだ」
気だるく返事をして、今の声が岩本くんだと気付いたのだろう、パッと起きて目が合うなりみるみる涙がたまる。
💛「翔太ごめん、俺が悪かった。帰ろう」
💙「……照が全部悪い」
💛「悪かった、俺が全部悪かった」
💙「照なんかもうキライなんだから、バカ」
憎まれ口を叩きつつもしがみついて泣くしょっぴーを抱き上げて、お礼を言って岩本くんは帰っていった。
静かになった室内で、 コーヒーを淹れ直す。
🖤「みんな、色々あるんだね」
💚「俺たち順風満帆だと思われてるのかな、そうでもなかったのにね」
🖤「そうだったね…阿部ちゃんに指輪投げられなくて良かった」
💚「貰ってないし」
🖤「じゃあ、今度買いに行こう?」
阿部ちゃんは目を開いて嬉しそうにするけど、すぐに『今その話じゃない』と軌道修正しようとする。
真面目なんだから。
🖤「今度のオフに行こうね」
💚「もう、その話じゃないってば」
🖤「だってせっかく久しぶりの2人の時間だったし。あの2人はきっとうまくいくから大丈夫だよ」
💚「まあ、そうだけど……」
今はひとまずこれで、と手をとって薬指にキスをする。
もう頭の中はどんなデザインのものを贈ろうかでいっぱいだった。
2人の事も大丈夫と言いつつ気にしていたけど、後日会った時、しょっぴーの指には岩本くんに投げた指輪がちゃんとはまっていた。
終
コメント
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2周目。 元気出たー!
ご馳走様でした!🥳
💛💙のペアも好きなのですごく嬉しい☺️ どちらもこういうすれ違いを乗り越えてまたラブラブになるんだろうなぁ😍