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「気持ちを伝えた日。」
林間学校の前日。
宮舘
「はい!みんな、明日は林間学校なので、」
「遅れずに来てくださいね!」
みんな
「はーい!」
渡辺
「林間学校かぁ…」
「早いなぁ…」
〇〇
「それなぁ…」
渡辺
「何持ってたらいいかわかんねぇよ…」
〇〇
「俺、宮舘に黙ってスマホ持ってくぜw」
渡辺
「…」
「それだけはやめろ」
〇〇
「えっ?笑なんで笑」
渡辺
「ちっ…」
渡辺は〇〇の胸ぐらを掴んだ。
宮舘
「えっ…!?」
渡辺
「宮舘先生の困る事は絶対にするな。」
「したら、俺が許さねぇ。」
〇〇
「は?何お前?」
「宮舘の事庇ってんじゃねぇよ。」
ぼこっ…!
渡辺
「あがっ…!」
渡辺は〇〇に思いっきり殴られた。
宮舘
「ちょっと!〇〇くん!」
「ふざけないで!」
〇〇
「はぁ?ふざけてんのはどっちだよ。」
宮舘
「渡辺くん!」
渡辺
「…」
俺はいきなりの事だったから気を失ってた。
渡辺
「んっ…」
「まぶし…」
宮舘
「渡辺くん!」
「大丈夫…!?」
渡辺
「えっ…!?//」
「なんで…//」
宮舘
「覚えてない…?」
「渡辺くん、〇〇くんに殴られたの…」
渡辺
「あぁ、今思い出しました…」
宮舘
「そっか…」
「グスッ…」
渡辺
「えっ…?」
「せんせ…?」
宮舘
「守れなくてごめんね…グスッ…」
「ちゃんと、守ってあげられなくて…」
渡辺
「宮舘先生…」
俺は宮舘先生の顔に手を当てた。
宮舘
「えっ…?」
渡辺
「宮舘先生はなんも悪くないよ。」
「悪いのはあいつだけ。」
「だから、自分を責めないで。」
「宮舘先生は、」
俺の大事な人だから。
宮舘
「俺が…大事な人…?」
渡辺
「うん。」
「助けてくれたでしょ。」
宮舘
「そう…だけど…」
「守れなかった…」
渡辺
「守れなかったから?」
「俺の代わりに殴られるとか言ったら、」
俺が許さないよ。
宮舘
「渡辺くん…」
「ありがと…」
渡辺
「うん。」
「いつでも俺を頼って。」
「俺は、」
いつでもそばにいるよ。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝6話へ続く!
コメント
2件
キャー( *´艸`)