何かがおかしい住人達。

翔「新しく引っ越してきた者です…よろしくお願いしますっ」

俺は引っ越しをした。1人の子供を連れて。

そして挨拶をしに来たのはこのマンションで歳が近めな父親たちの集まり…所謂パパ友ってやつの集会…みたいなやつ。

辰｢俺、深澤辰哉。んでこの子が蓮」

蓮「………？」

翔「蓮くん、よろしくね。…ほら、大介も挨拶して」

大「あ、よ、よろしく…ね」

蓮「うん、よろしく」

翔「…ごめんなさい。大介は少し人見知りがあるんです。」

辰「ぜ〜んぜん大丈夫だよ笑子供はあるあるじゃん」

目の前にいる深澤さんは俺のお隣さん。

歳も同い歳だから普通に接してくれるすっごくいい人。

そして、

亮「じゃあ俺らの番かな…？笑俺は阿部亮平です。それと…」

康「………」

亮「ほら康二。出ておいで笑」

康「……うん、」

「康二…です。よろしくお願いします…」

阿部亮平さんとその息子の康二くん。

康二くんは少し臆病らしい。でも打ち解けたらすっごいお喋りをしてくれるみたいで、早く仲良くしたいな〜って思う。

辰「それと今日はここに居ないけど…阿部ちゃんのところには康二くんの2個上に真都くんって子もいるんだよね？」

亮「そうそう。今は学校に行ってるからちょうど顔合わせさせてあげれないんだよね。」

 

翔「へぇ…気になります笑」

蓮「まいくん、凄くお顔キレイなの。」

大「…びけい、？っていうんだよね」

蓮「そーなの？」

大「パパが良く、お顔がキレイな人をびけいっていうから、びけいなのかーって。」

翔「あ、こら…ほんとすみません…」

亮「あはははっ笑大丈夫だよ笑」

辰「確かに真都くんは美形だからね笑」

この人達はすごく話しやすそうだな…と思っていた自分が馬鹿みたいだった。

でもこの人達は少し…いや、すっごくドロドロとしていた、、って事をこの時の自分に教えてやりたいぐらいだ、、、

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設定

↓↓↓

渡辺翔太（32）

このマンションに引っ越してきた住人。

最愛なる旦那”宮舘涼太”と結婚したがその1年後に他界。死別の道を選んだ。

苗字を旧姓の渡辺に変えているが、家には旦那との思い出のものを置いている。

シングルファザーとして、男手ひとつで育てている。

大介（5）

人見知りな性格はあるが慣れると明るく元気な姿を見せる。

亡き父のことは知らない。

深澤辰哉（32）

2年前、旦那と離婚をしバツイチとなった。

原因は不明。（後に明かされる）

渡辺のことを気に入り、ここに住む事となった渡辺を支える。

蓮（5）

人見知りがある部分は少ししかないが、苦手と思った人には一切関わらない。

パパ大好きマン。ファザコン

阿部亮平（30）

最愛なる旦那とはデキ婚。だがお互いを愛しているためレスになることは無い。

渡辺のことを危険視している。

真都（7）

真面目でしっかり者。

学業に長けていて、母譲りである。

康二（5）

臆病で怖がり。だけど打ち解けていけば人懐っこく、着いていきやすい。

岩本照（30）

深澤辰哉の元旦那。

理由があり最愛なる嫁と離婚をした。

だが、その気持ちが薄れ今は新たな恋をしている、

宮舘涼太（享年32）

事故死により他界をしてしまった。

渡辺を誰よりも愛していた。

いつも頑張りすぎる渡辺と大介を空から見守っている。

※このお話はとあるドラマを少しパロっております。

※設定を全て公開しているのは、これを知っていると話が読みやすくなります。

※実在する方のお名前をお借りしていますが一切関係ございません。