コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「いろいろ大変だった第七幕……急に転移魔法で飛ばされてサバイバル戦で始まって、過去編が多い中で、今回は誰がゲストになるんだ……?」
「やあ、灰人。今回のゲストは、なんと僕みたいだ」
「お前……魔族軍 四天王 風の使徒 セノ=リューク!!」
「あはは、久々の肩書き紹介ありがとう。こう見えても本来は魔族軍の四天王だからね。読者は忘れてそうだけど」
「そういや、倭国編でリムル=リスティアーナを倒した時とか、他にも親し気な魔族がいたけど、アイツらは四天王じゃないんだよな?」
「ああ、彼らは一応、部下みたいな立ち位置だが、みんな均一な仲間だよ。部下の奴もいるけどね」
「まあ、セノが来たなら色々聞きたいことは山積みなんだけど……本編のネタバレをしない程度に、振り返っていこうと思うぞ!!」
「そうだね、僕も本編のネタバレにならないよう、気を付けて発言するようにするよ」
「そんじゃ早速だけど、俺たちキルロンド生は、エルフ族の転移魔法で、エルフ “王国” の方で創られた空間に転移させられて、サバイバル戦をさせられたんだよな?」
「そうだね。君たち程の人数を転移させるのは、エルフ族の魔力がなければ難しいからね」
「本編で出て来てないけど、倭国へ行った凪以外の、全ての生徒たちは転移させられてるんだよな?」
「そうだね。今後も出て来ないキャラは居るだろうけど、公式戦参加者はほぼ全員が転移させられている。それぞれが、それぞれの戦地で活躍し、成長しているという設定の元で話は進んでいるよ」
「やっぱり……みんな成長してるよな……。今回の第七幕で特出すべきは、やっぱり、リオン・キルロンド、キル・ドラゴレオ、過去編のあったリゲル・スコーンの三人に焦点が合ってるよな?」
「そうだね、特にリオンくんは、前回の第六幕で、弟をエルフ帝国に置いて来てしまっている。かなり気持ちは焦っているんだと思うよ。それに加え、新たな真実でもあるキルくんの魔族宣言。本当はずっと隠しておきたかったんだろうけど、彼も強くなりたいと思っているんだろうね。あ、君はまだ彼が魔族と知らなかったね。これは、リオンくんと僕たちしか知らないことだからね」
「そうだな。まあ、ここでの会話は本編とは関係ない、読者の為の解説だから、どんどんメタい話もしていいぜ! じゃあここからは、難しい草魔法についての反応について教えてくれ! これからの戦いで大切だからな」
「そうだね。まず、草魔法については大まかに二種類の反応があると捉えてくれ。厳密には違うが、理解が難しくなってしまうから、まずは二種類。大まかに、 “開花” と言うものと、 “激化” と言うものがある」
「前に、レオとルークが公式戦で使っていた反応は “超激化” って聞いて、今回のサバイバル戦で俺も真似してみたんだけど、激化とはまた違うのか?」
「いや、激化反応で相違ない。まず、草魔法と雷魔法が反応を起こせば、相手は “原激化” という状態になる。この時にダメージはないが、 “超激化” や、 “超開花” 反応を起こせる下地と思っていい」
「じゃあその “原激化” 状態から、新たな反応を加えることで、 “超開花” になるのか、 “超激化” になるのか変わっていく、ってことか?」
「そう言うことだ。君やレオくんのように、 “原激化” 状態の相手に、雷魔法を与えると、 “超激化” 反応が起こったり、水魔法を与えると、 “超開花” 反応が起こる。どちらも強力な草魔法の反応だね」
「まだまだ反応があって難しそうだけど、草×雷に、雷が追加されるか、水が追加されるかで、超激化か、超開花になるってことだな……。やっぱ何度聞いても難しいな」
「それに、草魔法のダメージは、端的に “攻撃力” や、 “会心” を伸ばせば強くなるわけではない。これは、他の反応にも言えることだが、 “熟知” が少なければあまり強いダメージは出せない。エルフ族は、魔力が豊富で、且つこの熟知量も豊富なんだ」
「キルロンドの住人とエルフ族の差はそういうところにあるんだな……。前に、『倭国民は武力特化』『エルフ族は魔力特化』『先住民はその中間』って聞いたな」
「その通り。もちろん、魔族の僕たちも、その三つの勢力の中では、先住民に含まれるから、武器も使うし、魔法も使う、と言うわけだな」
「それじゃ、リオン、キル、ニアの三人が、エルフ帝国から会得させられた “精神崩壊の魔力増加” ってのはなんなんだ?」
「それは、原神世界のフォンテーヌのキャラが使う『HPの増減により、自己バフを行えるもの』だね。この小説内にはHPという概念はないし、『HPを自ら減らす』という行為自体が多少変な仕様だから、『精神崩壊・トラウマ』という設定に置き換えたんだ。まあ、魔族の力とは言っているが、何も考えなしに適当に置き換えているわけではないから、今後の話に期待しておいてくれ」
「じゃあ、リゲルにだけ現れた “紅眼” ってのはなんなんだ?」
「それは、新しく追加された、召使やクロリンデが使う『命の契約』と言うものだ。あのキャラクターたちは、スキルを使うと、HPゲージが真っ赤になり、外部からの一切の回復を受けなくなるだろ? その仕様を、 “紅眼” という力の設定にしたんだ」
「でも、リゲルは対敵した相手に『魔族同士で闇魔法を禁じる契約』の下で、炎魔剣が使えなくなってたよな? 紅眼の力ってのは、魔族の力じゃないのか?」
「そうだね。それは今後の展開で分かるよ。でも、『契約外の力』というのは覚えておいて欲しい。決して、設定を忘れていた、とか、その時の場面を優先した、と言うわけではない。その辺を頭に入れておくと、今後の展開がより分かりやすくなるだろう」
「じゃあ最後になるんだけど、勇者ラインハルトがしたことって……?」
「ふふ……それはまだ秘密だよ。いくら間話だとしても、僕の夢の話の言及はしない。読者がまだまだ楽しみにしておいて欲しい伏線だからね……」
「俺も勇者のことは気になるけど、確かに、今はまだ知らない方がいいこともあるのかもな……。まずは、これからエルフ帝国帝王 アザミ・クレイヴと、三王家 アダム=レイスとの戦いが待ってるからな……。草魔法もこれからは多く出てくるだろうし、備えなきゃな……!」
「ああ、その通りだ。灰人の力にも期待しているんだ。君には、頑張ってもらわないとね」
「じゃあ第八幕、激戦の始まりだ……!!」
エルフ王国サイド
対・魔族 三王家 アダム=レイス討伐班
エルフ族長 ロード・セニョーラ(草)
キルロンド貴族院 キル・ドラゴレオ(水・精神)
その他、エルフ族の精鋭
対・アザミ帝王討伐班
魔族軍四天王 雷の使徒 セノ=リューク(雷)
キルロンド王族 リオン・キルロンド(水・精神)
キルロンド平民 ヒノト・グレイマン(灰人)
その他、魔族軍精鋭
エルフ帝国軍との戦闘部隊
キルロンド生
リリム・サトゥヌシア(闇)/ グラム・ディオール(岩)
リゲル・スコーン(炎・紅眼)/ キャンディス・ウォーカー(雷)/ シャマ・グレア(炎)/ アイク・ランド(水)
キラ・ドラゴレオ(雷)/ ニア・スロートル(氷・精神)/ クラウド・ウォーカー(氷)
キース・グランデ(氷)/ ユス・アクス(水)/ イーシャン・ブロンド(炎)/ リューシェン・ブロンド(炎)
ロス・アドミネ(風)/ アズール・ウォール(雷)/ グロス・ラドリエ(岩)/ ファイ・ソルファ(岩)
モモ・フレア(炎)/ ルル・フレア(水)/ ララ・フレア(炎)/ ゴヴ・ドウズ(岩)
魔族軍・エルフ族
エルフ族 訓練兵 シーナ・アシエティ(草)
魔族軍 訓練兵 ドラフ=オーク
三王家アダム・エルフ帝国サイド
魔族 三王家 アダム=レイス
エルフ帝国 帝王 アザミ・クレイヴ
エルフ帝国軍 参謀 シュバイン・ヴァグズ
エルフ帝国軍 隊長 シュヴルス・エルス